春日若宮おん祭南大門交名の儀2024年12月17日(日程時間・・・)
春日若宮おん祭南大門交名の儀
春日若宮おん祭南大門交名の儀(日程・・・)を紹介しています。南大門交名の儀は例年12月17日に行われています。南大門交名の儀では南大門跡で興福寺への敬意を表すとともにお渡り式に遺漏が無いかを確認します。御師役(おしやく)の大和士(やまとざむらい)は名前を列記した交名を声高らかに読み上げたり、馬長児は僧位僧官を名乗ったりします。(詳細下記参照)
●春日若宮おん祭2024最新情報
【春日若宮おん祭南大門交名の儀2024 日程時間(要確認)】
春日若宮おん祭南大門交名の儀2024は2024年(令和6年)12月17日(火曜日)12:50頃から行われます。
春日若宮おん祭2024日程
【春日若宮おん祭南大門交名の儀(若宮神社) アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【春日若宮おん祭南大門交名の儀 歴史・簡単概要】
春日若宮おん祭(かすがわかみやおんまつり)・南大門交名の儀(なんだいもんきょうみょうのぎ)は春日大社の実権を握っていた時期があり、春日若宮おん祭の主催権を持っていた興福寺(こうふくじ)の南大門跡で行われます。南大門交名の儀では興福寺への敬意を表すとともにお渡り式に遺漏が無いかを確認します。御師役(おしやく)の大和士(やまとざむらい)は名前を列記した交名を声高らかに読み上げたり、馬長児(ばちょうのちご)は僧位僧官を名乗ったりします。ちなみに古来お渡り式は興福寺内を出発してから一之鳥居までを下の渡り、一之鳥居からお旅所までを上の渡りと言い、南大門交名の儀が下の渡りの中心的な行事だったそうです。南大門交名の儀では読み違いがあったり、不作法があったりすると再度引き返してやり直したという故実も残っているそうです。
興福寺は669年(天智天皇8年)藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の妻・鏡大王(かがみのおおきみ)が夫・鎌足の病気平癒の祈願の為、鎌足発願の本尊・釈迦三尊像や四天王などを安置する山階寺(やましなでら)を山背国山階陶原(京都市山科区)に創建したのが起源と言われています。
*参考・・・春日若宮おん祭・春日大社ホームページ
【春日若宮おん祭 歴史・簡単概要】
春日若宮おん祭は1135年(保延元年)に若宮神社が造営され、翌1136年(保延2年)9月17日に行われた例祭が起源です。若宮神社が造営され、その霊験により、大雨・洪水は収まって晴天が続いたことから五穀豊穣・万民安楽を祈願する例祭が行われるようになりました。ちなみに春日若宮おん祭は一度も途切れることなく行われているそうです。なおおん祭で奉納される猿楽・雅楽・舞楽などの奉納芸能は1979年(昭和54年)に春日若宮おん祭の神事芸能として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
【若宮神社 歴史・簡単概要】
若宮神社(わかみやじんじゃ)は1135年(保延元年)に造営され、榎社(えのきしゃ)と言われていたそうです。大雨・洪水による飢饉が続き、疫病が蔓延したことから万民救済の為に春日大社(かすがたいしゃ)と同じ規模の神殿が造営されました。翌1136年(保延2年)関白・藤原忠通(ふじわらのただみち)が五穀豊穣・万民安楽を祈願する為、春日若宮おん祭を始め、現在まで途切れることなく行われています。その後1876年(明治10年)に名称を若宮神社に改めました。なお若宮神社は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)を祀っています。天押雲根命は春日大社の第三殿に祀られている天児屋根命(あめのこやねのみこと)と第四殿に祀られている比売神(ひめがみ)の子とされています。
若宮神社は春日大社の南にある摂社です。
*参考・・・若宮神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【春日若宮おん祭南大門交名の儀 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
若宮神社(アクセス・見どころ・・・)情報
奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)情報