子規の庭(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
子規の庭
子規の庭(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。子規の庭ゆかりの正岡子規は万葉調・写生に基づく俳句革新運動を唱え、俳誌「ホトトギス」や根岸短歌会などで活動し、アララギ派の基礎を築きました。門下には高浜虚子・伊藤左千夫・長塚節・河東碧梧桐らがいます。
【子規の庭 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市今小路町45-1・天平倶楽部内
最寄り駅・バス停・・・今小路(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からバス・青山住宅行き
路線・時刻表・運賃チェック
【子規の庭 拝観時間・時間(要確認)】
天平倶楽部
11:30~15:00(受付14:00終了)・17:00~20:30(受付19:30終了)
不定休
【子規の庭 拝観料金・料金(要確認)】
入場無料
【子規の庭 歴史・簡単概要】
子規の庭(しきのにわ)は奈良県奈良市今小路町にあります。天平倶楽部内に整備されています。俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)は1895年(明治28年)10月に奈良を旅した際、「柿食へば 鐘がなるなり 法隆寺」と詠みました。正岡子規は日清戦争の従軍記者として中国に渡り、帰国途中に喀血し、神戸須磨で一時療養して松山に帰郷しました。その後親友の夏目漱石(なつめそうせき)から10円を借り、10月26日から29日までの4日間奈良を旅行しました。正岡子規は1901年(明治34年)に奈良の旅を回想して記した随筆「くだもの」の中で、奈良の老舗旅館・對山樓(たいざんろう)で柿を食べながら東大寺の鐘を聞いて詠んだと記されています。對山樓では「秋暮るゝ 奈良の旅籠や 柿の味」と詠み、句碑が建立されています。その後對山樓の跡地の一角に日本料理を提供する天平倶楽部が営業を開始し、2006年(平成18年)秋に正岡子規を偲んで顕彰しようと日本庭園・子規の庭が開園しました。子規の庭には東大寺大仏殿や若草山を借景に樹齢100年を超える柿(トヨカ柿)の古木が植えられ、正岡子規が好んで詠んだ草花も植えられています。子規の庭は1890年(明治23年)に正岡子規が記した随筆「筆まかせ」の中に将来書斎と庭園を持った場合の「書斎及び庭園設計」が記され、「秋の野草を植え 皆野性の有様にて乱れたるを最上とする」・「すべて日本風の雅趣を存すべし」とあり、この2点が子規の庭の作庭コンセプトになっています。
天平倶楽部では卓越技能章(名工)を受賞した料理長が調理した料理を庭の池を眺めながら納得価格で味わうことができます。
*参考・・・子規の庭(アクセス・見どころ・・・)
【子規の庭 見どころ・文化財】
子規の庭の見どころは子規の庭そのものです。子規の庭では例年9月19日の子規の命日(糸瓜忌)に法要が行われています。法要は2008年(平成20年)から行われています。
【子規の庭 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-27-7272(日本料理天平倶楽部)
【子規の庭 おすすめ散策ルート】
子規の庭では東側の東大寺を散策するのがおすすめです。東大寺にはたくさんの堂塔が建立され、それらを巡るのがおすすめです。梵鐘を釣る鐘楼もあります。
【子規の庭 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。