春日大社御創建千二百五十年奉祝行事(日程・・・)
春日大社御創建千二百五十年奉祝行事(春日大社創建1,250年奉祝行事)を紹介しています。奉祝行事として奉祝万燈籠・出雲神楽奉納・春日野音楽祭・奉祝舞楽奉納・御本殿特別参拝無料開放・釆女祭などが行われます。奉祝万燈籠・御本殿特別参拝無料開放では無料で誰でも本殿近くで参拝できます。
【春日大社御創建千二百五十年奉祝行事 基礎知識】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)に左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。
春日大社・奉祝行事pdf
【春日大社御創建千二百五十年奉祝行事 行事(要確認)】
●9月15日(土)17:00~18:30
古事記「船と琴」朗誦と舞踊による奉納(林檎の庭・無料)
日本舞踊・尾上流による舞踊と古事記朗誦家・大小田さくらによる朗誦が奉納されます。なお古事記は日本最古の歴史書とも言われています。
●9月15日(土)~17日(月)18:30~21:00
奉祝万燈籠(境内一円・無料)
境内三千基の石燈籠と釣燈籠に浄火が灯されます。誰でも一千基の釣燈籠が掛けられた回廊を進み、本殿近くで参拝することができます。
●9月16日(日)18:00~20:00頃
出雲神楽奉納(直会殿・無料)
万九千社(まんくせんしゃ・万九千神社)・立虫神社(たちむしじんじゃ)に伝来し、島根県出雲市指定無形文化財に指定されている出雲神楽(神主神楽)が奉納されます。なお清米(きよめ)・茅の輪(ちのわ)・荒神(こうじん・国譲り)が奉納されます。
●9月16日(土)・17日(月)11:00~17:00
春日野音楽祭(春日大社など市内各所・無料(一部有料))
浮雲園地メインステージ・二之鳥居前車舎ステージ・春日大社ステージ・奈良国立博物館ステージ・猿沢池ステージ・南都銀行本店ステージ・旭水公園ステージ・近鉄奈良駅前広場ステージ・JR奈良駅前ステージを舞台に多彩な音楽が奉納されます。
16日11:00~・・・オープニング・日本のうた奉納コンサート(浮雲園地)
17日15:00~・・・フィナーレ・奉納大合奏大合唱(浮雲園地)
春日野音楽祭ホームページ
●9月18日(火)10:00~・13:00~
花山院宮司とめぐる水谷九社めぐり
(春日大社感謝共生の館集合・初穂料1,500円・事前申込(先着順))
9月から始まる開運招福水谷九社めぐりを宮司が案内します。摂末社の由緒などを詳細に聞きながら参拝できます。
●9月19日(水)9:00~13:00頃
御蓋山・本宮神社特別登拝
(春日大社感謝共生の館集合・初穂料10,000円・事前申込(先着順))
春日信仰の原点で、禁足地・御蓋山の浮雲峰に祀られている本宮神社に精進潔斎して特別に入山して参拝します。本宮神社では祈願祭が行われます。
●9月20日(木)13:00~17:00頃
春日鹿曼荼羅を描こう
(春日大社感謝共生の館集合・初穂料3,000円・事前申込(先着順))
白鹿に乗って祭神・武甕槌命が御蓋山に降り立った様子が描かれた春日鹿曼荼羅を指導を受けながら描き写します。(筆または色鉛筆)
9月29日・10月20日に親子向け、10月8日に大人向けも行われます。
●9月21日(金)御創建千二百五十年奉祝
招待者のみで行われます。
●9月22日(土)10:00~
奉祝舞楽奉納(林檎の庭・無料)
南都楽所が舞楽を奉納します。
●9月22日(土)・23日(日)12:00~18:00(受付17:30終了)
御本殿特別参拝無料開放(本殿・無料)
通常初穂料500円が必要な本殿特別参拝が無料で参拝できます。なお御創建千二百五十年記念の特別御朱印(初穂料300円)が授与されます。
●9月24日(月)17:00~
釆女祭(釆女神社・無料)
17:00から花扇奉納行列(お渡り式)、18:00から花扇奉納神事(采女神社例祭)、19:00から管絃船の儀が行われます。花扇奉納行列では秋の七草で美しく飾られた花扇を乗せた車・十二単姿の花扇使を乗せた御所車などがJR奈良駅がら采女神社まで練り歩きます。管絃の船の儀では南都楽所による雅楽が奏される中、管絃船(龍頭舟・鷁首舟)が猿沢池をめぐり、花扇が池に投じられます。なお采女神社(春日大社)采女祭は奈良時代に天皇に仕えていた采女が猿沢池に身を投げたことからその霊を慰める為に行われるようになったと言われています。
釆女祭
【春日大社御創建千二百五十年奉祝行事 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。