旗尾池(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
旗尾池
旗尾池(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。旗尾池湖畔から眺められる二上山の眺望は奈良県景観資産に選ばれています。二上山は奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがり、北方の標高約517メートルの雄岳と南方の標高約474メートルの雌岳から構成されています。
【旗尾池 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県香芝市関屋北4丁目地内(祇園荘B公園)
最寄り駅・バス停・・・関屋駅(徒歩約18分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【旗尾池 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【旗尾池 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【旗尾池 歴史・簡単概要】
旗尾池(はたおいけ)は奈良県香芝市関屋北にあります。旗尾池は飛鳥時代に第31代・用明天皇(ようめいてんのう)の第2皇子・聖徳太子(しょうとくたいし・厩戸皇子(うまやどのおうじ))が灌漑用のため池として、一夜にして掘ったと伝えられています。旗尾池は農業に欠かせない溜池になっており、農家では太子講を組織し、聖徳太子が創建した法隆寺(ほうりゅうじ)に初稲を奉納しています。また例年4月23日に法隆寺から僧侶を招き、水神を祀る祠で法要も行っています。ちなみに聖徳太子は第31代・用明天皇の第2皇子として生まれ、幼少時から聡明で、仏法を尊んだと言われています。593年(崇峻天皇5年)に叔母で、史上初の女帝である第33代・推古天皇(すいこてんのう)が即位すると皇太子・摂政になって補佐し、冠位十二階(かんいじゅうにかい)・十七条憲法(じゅうななじょうけんぽう)を制定したり、遣隋使(けんずいし)を派遣したり、法隆寺(ほうりゅうじ・斑鳩寺(いかるがでら))など聖徳太子建立七大寺を創建しました。また旗尾池は日本最古の正史「日本書紀・720年(養老4年)完成」に記されている「肩岡池」とも言われています。旗尾池は周囲約2キロ・面積約6.3ヘクタールで、手のひらを広げたような形をしています。旗尾池は青く透き通った水を満々と湛え、池の周囲に遊歩道が設けられています。なお旗尾池は金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)内にあります。旗尾池からは二上山(雄岳)を眺めることができ、その眺望が奈良県景観資産に選ばれています。
*参考・・・旗尾池(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【旗尾池 見どころ・文化財】
旗尾池の見どころは湖畔から眺められる二上山(雄岳)です。ちなみに雄岳の頂上には第40代・天武天皇(てんむてんのう)が崩御後、謀反の罪で命を落とした大津皇子が眠っています。また桜も見どころです。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【旗尾池 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-44-3312(香芝市商工振興課)
【旗尾池 おすすめ散策ルート】
旗尾池では東側の分川池を散策するのがおすすめです。周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。
【旗尾池 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。