茶山園地(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
茶山園地
茶山園地(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。茶山園地の東側にある若草山は標高約342メートルで、山頂に5世紀頃に築造されたと言われる前方後円墳・鶯塚古墳があることから鶯山とも言われています。若草山は菅笠が3つ重なったように見えることから三笠山とも言われています。
【茶山園地 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約25分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約35分)
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、東大寺大仏殿・春日大社前(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【茶山園地 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【茶山園地 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【茶山園地 歴史・簡単概要】
茶山園地(ちゃやまえんち)は西側の奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~東側と東側の若草山(わかくさやま)の間にあります。奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~がある場所は興福寺(こうふくじ)が御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に祀られた春日大明神(かすがだいみょうじ)を遥祀する四恩院(しおんいん)が建立されていた場所です。その後奈良倶楽部・奈良倶楽部及び公会堂・奈良県新公会堂を経て、隣接する奈良公園シルクロード交流館と一体化して、奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~になりました。茶山園地では奈良県の県の花・奈良市の市の花に制定され、奈良市の市章に用いられているナラノヤエザクラ(奈良八重桜)が増やされ、園内に植えています。ナラノヤエザクラはカスミザクラ(霞桜)の変種です。カスミザクラはエドヒガン(江戸彼岸)・オオシマザクラ(大島桜)・オオヤマザクラ(大山桜)などとともに日本国内に自生する10種のサクラ属の基本野生種とされています。ナラノヤエザクラは平安時代中期に中古三十六歌仙・女房三十六歌仙に数えられた伊勢大輔(いせのたいふ)が「いにしへの 奈良のみやこの 八重ざくら けふ九重に にほひぬるかな(百人一首61番)」と詠んで知られるようになりました。ナラノヤエザクラは八重桜の中でも比較的小ぶりな花を咲かせるのが特徴で、例年4月下旬頃から5月上旬頃(ゴールデンウィーク頃)に開花する遅咲きの桜です。
奈良公園は1880年(明治13年)に神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備して開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入され、総面積が約502ヘクタールになっています。奈良公園一帯には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(とうかえ)が行われています。なお奈良公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・茶山園地・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【茶山園地 見どころ・文化財】
茶山園地の見どころは鹿とナラノヤエザクラです。ナラノヤエザクラは遅咲きで、例年4月下旬頃から5月上旬頃(ゴールデンウィーク頃)にお花見を楽しむことができます。なおナラノココノエザクラ(奈良九重桜)も植えられています。
【茶山園地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-0375(奈良公園事務所)
【茶山園地 おすすめ散策ルート】
茶山園地では東側にある若草山を散策するのがおすすめです。若草山から更に足を伸ばし、かつて東大寺の守護神だった手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)まで散策するのもおすすめです。
【茶山園地 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●なら燈花会は例年8月上旬に奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地など)で行われ、約2万本のロウソクが灯され、イベントも行われます。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場なし。