法華寺梅見ごろ2025(時期:2月下旬~3月下旬頃)
法華寺梅見ごろ(見頃)
法華寺梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。梅見ごろは例年2月下旬頃から3月下旬頃です。法華寺には紅梅・白梅・しだれ梅・鶯宿梅(などが植えられています。紅梅の中には江戸時代に京都・仙洞御所から移植されたものがあります。華楽園ではしだれ梅と橋本多佳子の句碑、そして庭園の光景が美しいとも言われています。(詳細下記参照)
【法華寺梅見ごろ(例年時期)】
法華寺の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月下旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良梅名所・梅見ごろ
【法華寺梅 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市法華寺町882
最寄り駅・バス停・・・法華寺(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・西大寺駅航空自衛隊行き
*近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス・JR奈良駅行き
路線・時刻表・運賃チェック
【法華寺梅見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
法華寺は奈良の梅の名所です。法華寺の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月下旬頃です。しだれ梅は例年2月下旬頃から3月下旬頃、紅梅は例年3月上旬頃から3月中旬頃が見ごろになります。なお法華寺では梅が見ごろを迎える時期に法華寺古代ひな人形展が行われています。(要確認)
法華寺古代ひな人形展
法華寺には紅梅・白梅・しだれ梅・鶯宿梅(おうしゅくばい)などが植えられています。紅梅の中には江戸時代に京都・仙洞御所(せんとうごしょ)から移植されたものがあります。華楽園ではしだれ梅と俳人・橋本多佳子(はしもとたかこ)の句碑、そして庭園の光景が美しいとも言われています。華楽園では散策しながらお花見ができます。
花見と言うと現在は桜を連想するが、奈良時代には中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に変わり、奈良時代末期頃成立の「万葉集」では梅を読んが和歌が桜よりも多かったが、平安時代前期成立の「古今和歌集」では桜を詠んだ和歌の方が梅よりも多くなります。なお梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。
華楽園は境内東側にあります。華楽園は散策の小径が設けられ、梅・桔梗・スズラン・チューリップなどが植えられています。華楽園では毎朝仏前に供える花が摘まれています。なお境内西側には江戸時代初期に作庭された面積約500坪の回遊式庭園である国史跡名勝庭園があります。国史跡名勝庭園には京都・仙洞御所から石や庭木などが移されたと言われています。
仙洞御所は太上天皇・太上法皇・上皇など退位した天皇の御所です。仙洞には仙人の住み処という意味があるそうです。
橋本多佳子は東京で生まれ、結婚後に福岡に移り住み、福岡に高浜虚子が来遊した際に句作を開始しました。太平洋戦争中に奈良市あやめ池に疎開し、その後も住み続けました。
●法華寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
法華寺歴史
●法華寺の見どころ(本堂・鐘楼など)を紹介しています。
法華寺見どころ
【法華寺 歴史・簡単概要】
法華寺(ほっけじ)は公卿・藤原不比等(ふじわらのふひと)の三女で、第45代・聖武天皇の妻・光明皇后(光明子(こうみょうし))が父・不比等没後の邸宅を皇后宮(こうごうぐう)とし、その後745年(天平17年)に総国分寺(そうこくぶんじ)・東大寺(とうだいじ)に対し、皇后宮を総国分尼寺(そうこくぶんにじ)・法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)としたのが起源とも言われています。法華滅罪之寺は法華寺と言われるようになりました。ちなみに光明皇后は皇族以外から初めて天皇の皇后になり、光明皇后が蓮池を歩く姿を写したのが本尊・十一面観音様(国宝)とも言われています。その後平安京遷都とともに徐々に衰退し、1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討にも見舞われたとも言われています。1203年(建仁3年)に東大寺の大仏を再興した僧・俊乗坊重源上人(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにん)が伽藍を再建し、鎌倉時代中期に真言律宗の僧・叡尊(えいそん)が復興しました。その後兵火や1596年(慶長元年)の地震によって東塔以外の伽藍を失い、1601年(慶長6年)頃に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の子・秀頼(ひでより)と母・淀殿(よどどの)の寄進によって本堂などが再建されました。なお1999年(平成11年)に真言律宗から離脱し、光明宗を立宗しました。
法華寺は光明宗の寺院です。
*参考・・・法華寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【法華寺梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
法華寺(アクセス・見どころ・・・)情報