談山神社アジサイ見ごろ2025(6月中旬~7月中旬頃)
談山神社アジサイ見ごろ(見頃)
談山神社アジサイ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。談山神社では境内各所にガクアジサイなど約1,000株のアジサイが植えられ、紫・青・ピンク・白色などの花を咲かせます。アジサイと高さ約17メー トルの十三重塔・本殿・権殿・石灯籠などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【談山神社アジサイ見ごろ(例年時期)】
談山神社のアジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月中旬頃です。ただアジサイの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良アジサイ名所・見ごろ
【談山神社アジサイ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市多武峰319
最寄り駅・バス停・・・談山神社(徒歩約4分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井駅・近鉄桜井駅から談山神社行き
路線・時刻表・運賃チェック
【談山神社アジサイ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
談山神社はアジサイ(紫陽花)の名所です。談山神社のアジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月中旬頃です。談山神社は標高約566メートルの談山(かたらいやま)に建立され、市街地よりも少し見ごろが遅くなります。
談山神社では境内各所にガクアジサイ(額紫陽花)など約1,000株のアジサイが植えられ、紫・青・ピンク・白色などの花を咲かせます。アジサイと高さ約17メー トルの十三重塔(重要文化財)・本殿(重要文化財)・権殿(重要文化財)・石灯籠などの光景が美しいと言われています。境内にはあじさいの小径もあります。
ガクアジサイは太平洋側の房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島など暖地の海岸に自生し、ハマアジサイとも言われています。ガクアジサイは枝先に装飾花に囲まれて小さな五弁花を多数つけます。ガクアジサイはアジサイの原種とされています。
十三重塔は1532年(享禄5年)に再建されました。十三重塔は唐(中国)清涼山宝池院の塔を模して建立されたとも言われています。十三重塔は日本唯一・世界唯一の三間十三重塔婆の檜皮葺です。
本殿は1850年(嘉永3年)に聖霊院として再建されました。本殿は祭神・藤原鎌足を祀っています。本殿は三間社隅木入春日造の檜皮葺です。
権殿は永正年間(1504年~1521年)に常行堂として再建されました。権殿は桁行五間・梁間正面五間・背面三間で、入母屋造の檜皮葺です。
アジサイ(紫陽花)はアジサイ科の落葉低木またはユキノシタ科の落葉低木です。アジサイは房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島・足摺岬・南硫黄島・北硫黄島などの海岸に自生するガクアジサイ(額紫陽花)を母種とする園芸品種です。アジサイは樹高が1~2メートルで、葉は先が尖って縁に鋸歯(きょし)がある大きな楕円形また卵形です。花は枝先に青紫色から赤紫色に変わる萼(がく)のある小花が球状に集まって咲きます。ちなみに花は装飾花で、大部分が中性花からなります。アジサイは土壌のペーハーにより、花の色が変わることから七変化・八仙花とも言われ、花言葉には移り気・浮気・無常などがあります。土壌が酸性の場合に青色、土壌が中性・アルカリ性の場合に赤色になります。またアジサイは花に含まれている葉緑素の分解により、開花から日数が経過すると色が徐々に変化します。なおアジサイの名称は藍色が集まったものを意味する集真藍(あづさい)が転訛したものとも言われています。
【談山神社 歴史・簡単概要】
談山神社(たんざんじんじゃ)は寺伝によると飛鳥時代後期の678年(天武天皇7年)に藤原氏の祖・藤原鎌足(ふじわらのかまたり・中臣鎌足(なかとみのかまたり))の長男で、僧・定恵(じょうえ・中臣真人(なかとみのまひと))が父・鎌足の墓を摂津安威(阿武山古墳・あぶやまこふん)から奈良大和に移し、十三重塔を建立したのが起源とも言われています。定恵は653年(白雉4年)5月に遣唐使(けんとうし)とともに唐(中国)に渡り、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の弟子・神泰法師(じんたいほうし)に師事し、665年(天智天皇4年)9月に百済(くだら)を経て日本に帰国しました。その後680年(天武天皇9年)に講堂(現拝殿)が建立され、妙楽寺(みょうらくじ)と号し、701年(大宝元年)に十三重塔の東に藤原鎌足像を安置する祠堂(現本殿)が建立され、聖霊院(しょうりょういん)と号した言われています。平安時代に藤原高光(ふじわらのたかみつ)が出家して入山し、藤原氏の繁栄とともに発展しました。その後興福寺(こうふくじ)と度々抗争を繰り返したり、多武峰合戦(とうのみねかっせん)の兵火が起こったりし、桃山時代の1585年(天正13年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)によって郡山城下に移されました。1590年(天正18年)に帰山を許され、江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)によって復興されました。なお明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈(はいぶつきしゃく))により、僧侶は還俗し、妙楽寺から談山神社に改められました。なお談山神社は藤原鎌足を主祭神に祀っています。
*参考・・・談山神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【談山神社アジサイ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
談山神社(アクセス・見どころ・・・)情報