東大寺だったん帽いただかせ2025年3月15日(子供の健やかな成長)

だったん帽

東大寺だったん帽いただかせ(日程・アクセス・概要)

東大寺だったん帽いただかせ(日程時間など)を紹介しています。だったん帽いただかせは例年3月15日に行われています。だったん帽いただかせはお水取り(修二会)が満行した15日の朝、練行衆が被っていた兜のようなだったん帽(達陀帽)を子供の頭に被せ、健やかに育つように祈願します。なおお水取りは3月1日から14日に行われます。(詳細下記参照)

【東大寺だったん帽いただかせ2025 日程時間(要確認)】
東大寺だったん帽いただかせ2025は2025年(令和7年)3月15日(土曜日)に二月堂周辺で行われます。過去のタイムテーブルは10:00頃~15:00頃に行われます。(現在確認中・要注意)
東大寺お水取り2025日程

【東大寺だったん帽いただかせ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町406-1
最寄り駅・バス停・・・東大寺大仏殿・春日大社前(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス

*近鉄奈良駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【東大寺だったん帽いただかせ 歴史・簡単概要】
東大寺だったん帽いただかせ(だったんぼう)は二月堂で「だったん帽子いただかせ」と言って行われます。だったん帽いただかせはお水取り(修二会(しゅにえ))が満行した15日の朝、練行衆(れんぎょうしゅう)が被っていた兜のようなだったん帽(達陀帽)を子供の頭に被せ、健やかに育つように祈願します。ちなみに練行衆は達陀の行法(だったんのぎょうほう)の際、兜のようなだったん帽を被って道場を清め、松明を持った火天と灑水器(しゃすいき・洒水器)を持った水天が須弥壇の周囲を回り、跳ねながら松明を何度も礼堂に突き出します。
東大寺お水取り2025
お水取り・修二会(しゅにえ)・お松明は3月1日から14日まで行われます。お水取りは正式には十一面悔過と言います。十一面悔過では二月堂の本尊・大観音と小観音に罪を懺悔し、鎮護国家・天下泰安・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願しました。お水取りは752年(天平勝宝4年)に東大寺開山・良弁僧正の高弟・実忠が始め、以来一度も途切れることなく続けられています。ちなみにお水取りの名称は二月堂の本尊に井戸・若狭井から汲み上げたお香水を供えたことに由来し、修二会の名称は旧暦の2月に修する法会に由来し、お松明の名称は夜毎松明に火を灯したことに由来します。
修二会は1月(正月)に行われる修正会と同様に昨年を反省し、新年の国家安泰・天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願します。修二会は2月に行われることに由来し、修二月会とも言われています。修二会は中国のから伝わり、奈良時代には南都七大寺で盛んに行われるようになったと言われています。
二月堂は1669年(寛文9年)に再建されました。二月堂は752年(天平勝宝4年)頃に創建され、1180年(治承4年)の南都焼討や1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦では焼失しなかったが、1667年(寛文7年)のお水取り中に焼失しました。二月堂は本尊(絶対秘仏)・大観音と小観音と言われる十一面観音像2体を祀っています。
●東大寺の見どころ(大仏・大仏殿など)を紹介しています。
東大寺見どころ

【東大寺 歴史・簡単概要】
東大寺(金光明四天王護国之寺)は728年(神亀5年)に聖武天皇と光明皇后が早逝した皇太子・基皇子の菩提を追修する為に初代別当・良弁僧正ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾山寺が起源と言われています。基皇子は727年(神亀4年)10月5日に誕生したが、翌728年(神亀5年)9月13日に亡くなり、同年11月に金鍾山寺が建立されました。その後741年(天平13年)に国分寺(金光明寺)・国分尼寺(法華寺)建立の詔が発せられると翌742年(天平14年)に大和国分寺になり、名称を大和金光明寺に改められました。その後743年(天平15年)に聖武天皇が大仏造立の詔を発し、当初、滋賀甲賀市信楽町の紫香楽宮で大仏の造立が開始されたが、745年(天平17年)に都が平城京に戻ると東大寺で大仏の造立が開始され、752年(天平勝宝4年)にインド出身の僧・菩提僊那を導師として、大仏開眼供養会が行われ、758年(天平宝字2年)に大仏殿が完成しました。752年(天平勝宝4年)からお水取り(修二会・お松明)も始まりました。789年(延暦8年)の造東大寺司の廃止までに講堂・東西両塔・三面僧房などの諸堂が建立されました。
*参考・・・奈良世界遺産・東大寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【東大寺だったん帽いただかせ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
東大寺(アクセス・見どころ・・・)情報

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