入鹿神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

入鹿神社

入鹿神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。入鹿神社はかつて真言宗高野山派の仏起山(ぶっきざん)普賢寺(ふげんじ)の鎮守社でした。普賢寺は起源が明確ではなく、室町時代中期の1478年(文明10年)に本堂が再建(上棟)されたが、明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって廃寺になり、本堂が正蓮寺大日堂(重要文化財)として正蓮寺に引き継がれています。

【入鹿神社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県橿原市小綱町
最寄り駅・バス停・・・近鉄大和八木駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。
*近畿大阪線・橿原線
路線・時刻表・運賃チェック

【入鹿神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【入鹿神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料

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【入鹿神社 歴史・簡単概要】
入鹿神社(いるかじんじゃ)は起源が明確ではありません。入鹿神社は明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で廃寺になった真言宗(しんごんしゅう)高野山(こうやさん)派の仏起山(ぶっきざん)普賢寺(ふげんじ)の東南部の一段高い場所に西に向かって祀られ、かつて普賢寺の鎮守社だったと言われています。入鹿神社は素盞鳴尊(すさのおのみこと)と大臣(おおおみ)・蘇我入鹿(そがのいるか)を祭神として祀り、素盞鳴命と蘇我入鹿の木造坐像をご神体としています。ちなみにこの地は蘇我氏ゆかりの地で、「蘇我」・「曽我」という地名が残され、小綱町の隣の曽我町には蘇我馬子が創建した宗我坐宗我都比古神社(そがにますそがつひこじんじゃ)が建立され、蘇我氏の始祖(曾我都比古神(そがつひこのかみ)・曾我都比売神(そがつひめのかみ))が祀られています。祭神・蘇我入鹿は飛鳥時代前期の607年(推古天皇15年)に小野妹子(おののいもこ)らとともに第3回遣隋使として隋(中国)に留学したり、学問僧・南淵請安(みなぶちのしょうあん)が開いた塾では中臣鎌足(なかとみのかまたり・藤原鎌足)を除いて右に出る者がいないと言われるほどの頭脳明晰でした。蘇我入鹿は大和朝廷の有力者で父・蘇我蝦夷(そがのえみし)とともに権勢を誇り、聖徳太子(しょうとくたいし)の子・山背大兄王(やましろのおおえのおう)一家を滅ぼすなど専横を極めたことから645年(皇極天皇4年)の乙巳の変(いっしのへん)により、第38代・天智天皇(てんぢてんのう)となる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)や中臣鎌足らによって暗殺されました。蘇我入鹿は首をはねられたことから入鹿神社は昔から「首から上の病に霊験あらたかな神様」として信仰されています。なお入鹿神社は牛頭天王(ごずてんのう)と同一視される素盞鳴尊を祭神として祀っていることから牛頭天王社とも称されました。
*参考・・・入鹿神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【入鹿神社 見どころ・文化財】
入鹿神社の見どころは橿原市の文化財に指定されている一間社(いっけんしゃ)春日造(かすがづくり)の本殿です。本殿は1980年(昭和55年)3月17日に橿原市の文化財に指定されたが、その後老朽化が進み、1986年(昭和61年)度に解体修理が行われました。

【入鹿神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-20-1123(橿原市観光協会)

【入鹿神社 おすすめ散策ルート】
入鹿神社からは東側にある内膳大師堂・内膳春日神社・兼平大明神を散策するのがおすすめです。境内には正蓮寺大日堂(重要文化財)があることから見学してから散策するのがおすすめです。

【入鹿神社 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
奈良初詣ランキング
駐車場あり。
*参考・・・入鹿神社アクセス

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