旧大乗院庭園桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)
旧大乗院庭園桜見ごろ(見頃)
旧大乗院庭園桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。桜見ごろは例年4月上旬頃です。旧大乗院庭園では山桜・染井吉野など15本の桜の木が植えられ、桜と東大池・東大池に架けられた朱塗りの反橋などの光景が美しいと言われています。樹木の緑と桜のピンクのコントラスタが美しいと言われています。(詳細下記参照)
【旧大乗院庭園桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予想】
旧大乗院庭園の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から奈良の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
奈良桜見ごろ2025
【旧大乗院庭園桜 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市高畑町1083-1
最寄り駅・バス停・・・奈良ホテル前(徒歩すぐ)・福智院町(徒歩約2分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・天理・下山行き
路線・時刻表・運賃チェック
【旧大乗院庭園桜見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
旧大乗院庭園は奈良の桜の名所です。旧大乗院庭園の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
旧大乗院庭園では敷地面積約13,000平方メートルに山桜(ヤマザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)など15本の桜の木が植えられ、桜と東大池・東大池に架けられた朱塗りの反橋などの光景が美しいと言われています。北側に位置する奈良ホテルの一部が借景になっています。松などの樹木の緑と桜のピンクのコントラスタが美しいと言われています。散策しながらお花見を楽しむことができます。なお旧大乗院庭園はさくら名所100選に選ばれている奈良公園近くにあり、奈良公園でもお花見を楽しむのがおすすめです。
旧大乗院庭園は1994年(平成6年)から整備が開始され、翌1995年(平成7年)から発掘調査も行れ、その結果や江戸時代末期に大乗院35代門跡・隆温が描いた「大乗院四季真景図(しきしんけいず)」に基づいて復元工事が行われ、2010年(平成22年)から平城遷都1,300年記念事業に合わせて一般公開されました。その後2016年(平成28年)から園路の整備が行われ、25年振りに反橋も架け替えられました。
山桜は本州の関東以西、南日本の山地に多く自生しています。山桜は大島桜・霞桜・大山桜・江戸彼岸・豆桜・丁子桜・高嶺桜・深山桜・寒緋桜とともに日本国内に自生する10種のサクラ属の基本野生種とされています。山桜は春に数個ずつ散房状に花をつけ、赤茶色に染まった葉と同時に開き、径2.5~3センチの淡紅色の5弁花を咲かせます。山桜群には大島桜・大山桜・霞桜などがあります。
染井吉野は幕末に東京染井村(巣鴨付近)の植木職人が江戸彼岸と大島桜を交配させて生み出したと言われています。染井吉野は奈良・吉野山に因んで、吉野・吉野桜と言われていたが、その後染井村から染井吉野と言われるようになりました。
桜(染井吉野)は2月1日以降の最高気温(毎日)の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になるとも言われています。また地域によって若干差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になるとも言われています。なお奈良では奈良地方気象台の移転により、現在奈良女子大付属中等教育学校の染井吉野が標準木とされ、5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【旧大乗院庭園 歴史・簡単概要】
旧大乗院庭園(きゅうだいじょういんていえん)は平安時代後期の1087年(寛治元年)に藤原政兼(ふじわらのまさかね)の子で、隆禅(りゅうぜん)が法相宗(ほっそうしゅう)の大本山・興福寺(こうふくじ)の塔頭(たっちゅう)・大乗院(だいじょういん)を創建した際に作庭された庭園が起源とも言われています。平安時代末期の1180年(治承4年)に平清盛(たいらのきよもり)の五男・平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討によって焼失し、興福寺の別院・定禅院跡地に移されたが、室町時代の火災で再び焼失しました。その後大乗院第20代門跡・尋尊(じそんが)が再興し、室町幕府第8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)に重用され、銀閣寺(ぎんかくじ)の庭園を作庭した庭師・善阿弥(ぜんあみ)父子を招いて池泉回遊式庭園が改修されました。池泉回遊式庭園は改修後から明治時代初期に南都随一の名園と称えられたが、神仏分離(廃仏毀釈(はいぶつきしゃく))で大乗院が廃寺になり、池泉回遊式庭園が残されました。太平洋戦争後に池泉回遊式庭園が一部整備され、1958年(昭和33年)に国の名勝に指定され、日本ナショナルトラストが名勝大乗院庭園文化館を建設しました。1995年(平成7年)から奈良文化財研究所による発掘調査が始まり、江戸時代末期に大乗院第35代門跡・隆温(りゅうおん)が描いた「大乗院四季真景図」などを参考に復元工事が行われました。なお旧大乗院庭園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・旧大乗院庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【旧大乗院庭園桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
旧大乗院庭園(アクセス・見どころ・・・)情報