葛城山の紅葉見ごろ2024(時期:9月中旬~10月下旬頃)
葛城山の紅葉見ごろ・アクセス・概要
葛城山の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。葛城山では標高約959.2メートルの山頂一帯にススキが分布し、秋にススキの大海原になります。風が吹くと白くはじけたススキの穂が大波を打って揺れ、幻想的な光景が広がります。光の具合ではススキが黄金色に輝きます。(詳細下記参照)
【葛城山の紅葉見ごろ(例年時期)・2024年時期予想】
葛城山の紅葉見ごろは例年9月中旬頃から10月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なおなお2024年10月31日、ウェザーニュースは奈良の紅葉見ごろが平年よりやや遅いと予想しました。奈良公園は11月16日頃からです。
奈良紅葉見ごろ2024
【葛城山紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県御所市櫛羅
最寄り駅・バス停・・・葛城山上駅
アクセス路線は次の通りです。
*葛城登山口駅から近鉄葛城索道線(葛城山ロープウェイ)
●近鉄御所線御所駅から奈良交通バス・葛城ロープウェイ前行きの場合、葛城ロープウェイ前下車
*近鉄長野線富田林駅から金剛バス・水越峠行きの場合、葛城登山口または水越峠
路線・時刻表・運賃チェック
【葛城山の紅葉見ごろ(例年時期) 概要】
葛城山は紅葉の名所です。葛城山の紅葉見ごろは例年9月中旬頃から10月下旬頃です。
葛城山では標高約959.2メートルの山頂一帯(葛城高原)にススキ(薄)が分布し、秋にススキの大海原になります。風が吹くと白くはじけたススキの穂が大波を打って揺れ、幻想的な光景が広がります。光の具合ではススキが黄金色に輝きます。山頂一帯ではススキ以外にもハギ(萩)・オミナエシ(女郎花)・ナデシコ(撫子)なども楽しむことができます。なお葛城山では葛城登山口駅から山頂まで徒歩で1時間半ほどで行くことができ、散策しながら光景を楽しむことができます。
ススキは茅(かや・萱)とも、尾花(おばな)とも言われるイネ科ススキ属の多年生草本です。ススキは秋の七草(尾花・萩(ハギ)・葛(クズ)・撫子(ナデシコ)・女郎花(オミナエシ)・藤袴(フジバカマ)・桔梗(キキョウ))のひとつにも数えられています。ちなみに奈良時代初期の歌人・山上憶良(やまのうえのおくら)は「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花」とススキを詠んでいます。ススキは日本全国の日当たりのよい山野に生息し、高さは1メートルから2メートルぐらいになります。ススキは夏から秋に十数本の側枝のある花穂を出し、種子(穎果)に白い毛が生えていることから花穂全体が白っぽくなります。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5~6度になると一気に進むと言われています。なお紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。アントシアニンは植物において広く存在する色素、カロテノイドは黄・橙・赤色などを示す天然色素です。
●奈良で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良紅葉名所・見ごろ
【葛城山 歴史・簡単概要】
葛城山(かつらぎさん)・大和葛城山は奈良県と大阪府の境にある標高約959.2メートルの山です。葛城山はかつて標高は1,125メートルの金剛山(こんごうさん)を含む金剛山地を総称して葛城山と言われていたが、国学者・文献学者である本居宣長(もとおりのりなが)の「菅笠日記(すげがさにっき)」によると修験道(しゅげんどう)の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が法起菩薩(ほうきぼさつ)が住む金剛山で修行し、飛鳥時代の665年(天智天皇4年)に金剛山山頂に金剛山転法輪寺(てんぽうりんじ)を創建し、金剛山と言われるようになったと言われています。葛城山は平安時代前期の804年(延暦23年)に唐(中国)から帰国した真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)の遺徳を偲んで、多くの寺院を建立して戒那千坊(かいなせんぼう)と言われたことから戒那山(かいなさん)とも言われていました。葛城山には戒那千坊跡の礎石や石垣などが多く残されています。葛城山は花崗岩(かこうがん)からなり、山頂一帯が草原であることから眺望に恵まれ、金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)内一の景勝地とも言われています。
*参考・・・葛城山(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【葛城山紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
曽爾高原(アクセス・見どころ・・・)情報