長岳寺ツツジ見ごろ2025(4月下旬~5月上旬頃)
長岳寺ツツジ見ごろ(見頃)
長岳寺ツツジ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。長岳寺には大門から国内最古とも言われる鐘楼門(重要文化財)に至る玉砂利の参道両側に平戸ツツジの生垣が続いています。長岳寺には約1,000株の平戸ツツジが植えられています。長岳寺は関西花の寺25ケ所の第19番霊場になっています。(詳細下記参照)
【長岳寺ツツジ見ごろ(例年時期)】
長岳寺のツツジ見ごろは例年4月下旬頃から5月上旬頃です。ただツツジの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
【長岳寺ツツジ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県天理市柳本町508
最寄り駅・バス停・・・柳本駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線
*JR桜井駅・近鉄桜井駅からバス・天理駅行きの場合、上長岡(徒歩約6分)
*JR天理駅・近鉄天理駅からバス・桜井駅行きの場合、上長岡(徒歩約6分)
路線・時刻表・運賃チェック
【長岳寺ツツジ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
長岳寺はツツジ(躑躅)の名所です。長岳寺のツツジ見ごろは例年4月下旬頃から5月上旬頃です。
長岳寺には大門から国内最古とも言われる鐘楼門(重要文化財)に至る玉砂利の参道両側に平戸ツツジの生垣が続いています。長岳寺には約1,000株の平戸ツツジが植えられています。長岳寺には5月中旬頃に見ごろを迎えるカキツバタ(杜若)も植えられ、運が良ければ一緒に見られるかもしれません。なお長岳寺は面積約1万2,000坪の境内に四季折々の美しく花が咲くことから関西花の寺25ケ所の第19番霊場になっています。ちなみに長岳寺ではスイフヨウ(例年9月中旬頃~10月上旬頃)・紅葉(例年11月下旬頃~12月上旬頃)を楽しむことができます。
大門は江戸時代前期の1640年(寛永17年)に再建されました。
鐘楼門はかつて上層に梵鐘(ぼんしょう)を釣っていたことから鐘楼門と言われています。鐘楼門は上層が平安時代後期(1086-1184)、下層が桃山時代(1573-1614)に建立されました。鐘楼門は一間一戸楼門で、入母屋造のこけら葺です。なお鐘楼門は寺伝によると平安時代前期に真言宗の開祖である弘法大師・空海が創建時に建立した言われています。
平戸ツツジ(ヒラドツツジ)はツツジ科の常緑低木です。平戸(長崎県北部)は古くから遣隋使・遣唐使などの寄港地として利用され、交通・交易の中心地であったことからケラマツツジ(沖縄諸島原産)を主な親とし、キシツツジ(西部日本原産)・リュウキュウツツジ(沖縄諸島原産)・モチツツジ(中部日本原産)・タイワンヤマツツジ(台湾原産)などと自然交雑し、大輪の平戸ツツジが生まれたと言われています。平戸ツツジは江戸時代中期の1712年(正徳2年)に編纂された「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」に紹介されています。平戸ツツジは樹高1~2メートルで、花冠が大きく、白・桃・紅・赤・朱・紫色など多彩な花を咲かせます。
【長岳寺 歴史・簡単概要】
長岳寺(ちょうがくじ)・釜口大師(かまのくちだいし)は平安時代初期の824年(天長元年)に真言宗(しんごんしゅう)の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が第53代・淳和天皇(じゅんなてんのう)の勅願により、大和神社(おおやまとじんじゃ)に附属する神宮寺(じんぐうじ)として創建したと言われえいます。ちなみに大和神社は紀元前92年(崇神天皇6年)に宮中で天照大神(あまてらすおおみかみ)とともに同殿共床で祀られていた祭神・日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)を市磯邑(いちしのむら・大和郷)に移し、皇女・淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)が祀ったのが起源とも言われています。長岳寺は最盛期に48もの塔頭(たっちゅう)が建ち並び、衆徒は300名を超えたそうです。鎌倉時代に興福寺(こうふくじ)の塔頭(たちゅう)・大乗院(だいじょういん)の末寺になり、室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))や室町時代後期の1502年(文亀3年)の兵火で衰退しました。江戸時代に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)の支援によって復興されました。長岳寺は関西花の寺二十五霊場の第19番札所・大和十三仏の第4番霊場・大和北部八十八ヶ所霊場の第80番札所になっています。
長岳寺は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・長岳寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【長岳寺ツツジ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
長岳寺(アクセス・見どころ・・・)情報