喜光寺ハス見ごろ2024(6月下旬~8月上旬頃)
喜光寺ハス見ごろ(見頃)
喜光寺ハス見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。喜光寺では本堂の周囲に大賀蓮・藤壺蓮・漢蓮・原始蓮・白光蓮・舞妃蓮など約80種・約250鉢が置かれ、白色・淡いピンク色・黄色・薄い緑色の花を咲かせます。2018年(平成30年)に双頭蓮が開花したこともありました。(詳細下記参照)
【喜光寺ハス見ごろ(例年時期)】
喜光寺のハス見ごろは例年6月下旬頃から8月上旬頃です。ただハスの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良ハス名所・見ごろ
【喜光寺ハス見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市菅原町508
最寄り駅・バス停・・・尼ヶ辻駅(徒歩約13分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線
路線・時刻表・運賃チェック
【喜光寺ハス見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
喜光寺はハス(蓮)の名所です。喜光寺は西大寺・唐招提寺・薬師寺とともに奈良・西ノ京ロータスロード(四ヶ寺)を構成しています。喜光寺のハス見ごろは例年6月下旬頃から8月上旬頃です。なお喜光寺では1995年(平成7年)から境内でハスが生育されています。
喜光寺では本堂(重要文化財)の周囲に大賀蓮(おおがはす)・藤壺蓮(とうこれん)・漢蓮(かんれん)・原始蓮(げんしばす)・白光蓮(びゃっこうれん)・舞妃蓮(まいひれん)など約80種・約250鉢が置かれ、白色・淡いピンク色・黄色・薄い緑色の花を咲かせます。ちなみに2018年(平成30年)には通常1本の茎から一つの花しか咲かないハスから二つ花が咲いた双頭蓮(そうとうれん)が2014年(平成26年)以来4年振りの開花したこともありました。なおハスは早朝に咲き、昼頃には閉じます。
双頭蓮はその珍しさから「続日本紀(しょくにほんぎ)・平安時代初期編纂」に記され、古くからめでたい兆し(吉兆)とされてきました。双頭蓮は50年に一度、100年に一度の吉兆とも言われているそうです。
大賀蓮は1951年(昭和26年)に千葉県千葉市検見川にある東京大学検見川厚生農場内の落合遺跡で発掘され、発見者の植物学者・大賀一郎が発芽・開花させました。大賀蓮は約2千年前のものと鑑定された古代ハスです。
本堂は室町時代前期(1333年~1392年)に再建されたとも言われています。また本堂は室町時代後期の1499年(明応8年)に焼失し、1544年(天文13年)に縮小して再建されたとも言われています。本堂はかつて奈良時代前期に行基が東大寺の大仏殿建立に先だって建立したという伝承から「試みの大仏殿」と言われています。
蓮はインド原産のハス科の多年性水生植物です。蓮は古くに中国大陸から日本に渡来し、食用の蓮根(レンコン)や観賞用の花ハス(はなはす)として、日本各地の池・沼・水田などで栽培されるようになりました。蓮の花は蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から日本に伝来したとも言われています。蓮は泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。また蓮は泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。ちなみに極楽浄土の池には青・黄・赤・白色の車輪のような大きな蓮の花が咲いていると言われているそうです。蓮は夏に水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・ピンク色・白色などの花を咲かせます。蓮の花は径10~25センチ、花弁が20数枚で、芳香があります。なお蓮の花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。
【喜光寺 歴史・簡単概要】
喜光寺(きこうじ)・菅原寺(すがわらでら)は奈良時代前期の721年(養老5年)に僧・行基(ぎょうき・ぎょうぎ)が創建したと言われています。「行基年譜(1175年(安元元年))」によると行基が721年(養老5年)に寺史乙丸(てらのふひとまる)から住居を寄進され、翌722年(養老6年)に寺に改めたと言われています。ちなみに行基は東大寺(とうだいじ)の大仏殿を建立する際、喜光寺の本堂を参考にしたとも言われ、本堂は「試みの大仏殿」と言われています。ちなみに行基、第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)、東大寺別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)、インド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)は大仏建立に尽力したことから東大寺では「四聖(ししょう)」としているそうです。喜光寺は「菅原寺記文遺戒状」によると715年(霊亀元年)に第43代・元明天皇(げんめいてんのう)の勅願によって創建されたとも言われています。749年(天平21年)に行基が喜光寺で亡くなり、遺命によって生駒山の東陵で火葬され、竹林寺(ちくりんじ)に埋葬されたと言われています。その後中世に興福寺(こうふくじ)・一乗院(いちじょういん)に属しました。戦国時代に兵火によって伽藍の多くを焼失したが、間もなく再建されたと言われています。なお喜光寺は菅原邑(すがわらむら)が菅原氏の治領だったことから菅原寺とも言われています。
喜光寺は法相宗の寺院で、薬師寺の別格本山です。
*参考・・・喜光寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ・喜光寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【喜光寺ハス見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
喜光寺(アクセス・見どころ・・・)情報