勝間田池・大池(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
勝間田池・大池
勝間田池・大池(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。勝間田池越しの光景が美しいと言われる薬師寺は680年(天武天皇9年)に天武天皇が后・鵜野讃良(持統天皇)の病気平癒を祈願する為に発願し、藤原京右京八条三坊に創建され、平城京遷都後に現在の場所に移されました。
【勝間田池・大池 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市六条町
最寄り駅・バス停・・・奧柳(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線・西ノ京駅から六条山行き
路線・時刻表・運賃チェック
【勝間田池・大池 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【勝間田池・大池 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【勝間田池・大池 歴史・簡単概要】
勝間田池(かつまたのいけ)・大池(おおいけ)・西の京大池は奈良県奈良市六条町にあります。世界遺産であら薬師寺(やくしじ)の西側に位置しています。勝間田池は堤長約750メートル・堤高約4.6メートルで、受益面積約120ヘクタールです。勝間田池は日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・奈良時代末期成立」に「勝間田の 池はわれ知る 蓮なし しか言ふ君が 鬚なき如し(勝間田之池者我知蓮無然言君之鬚無如之)」と詠まれています。歌には「右、或有人聞之。曰新田部親王、出遊于堵裏、御見勝間田之池、感緒御心之中。還自彼池不忍怜愛。於時語婦人曰今日遊行、見勝間田池、水影涛々、蓮花灼々。・・・(略)」と記され、第40代・天武天皇(てんむてんのう)の第7皇子・新田部親王(にいたべしんのう)が散策していた際、勝間田池に感動し、その感動を黙っていることができず、婦人に勝間田池の水面に波が立ち、蓮の花が輝き、その感動は腸がちぎれるほどで言葉にできないと言い、婦人が戯れの歌を作って口ずさんだと記されています。ちなみに新田部親王は天武天皇(てんむてんのう)と藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の娘・五百重娘(いおえのいらつめ)の皇子として生まれました。719年(養老3年)に元正天皇(げんしょうてんのう)から舎人親王(とねりしんのう)とともに皇太子・首親王の補佐を命じられ、その後朝廷直轄の軍事力の統括者になり、721年(養老5年)に長屋王(ながやおう)とともに皇親政権を構成しました。新田部親王の邸宅は現在の唐招提寺(とうしょうだいじ)一帯にあり、759年(天平宝字3年)に唐(中国)の渡来僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が朝廷から下賜され、唐招提寺が創建されました。勝間田池は清少納言(せいしょうなごん)の「枕草子(まくらのそうし)にも記されています。
*参考・・・勝間田池・大池(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【勝間田池・大池 見どころ・文化財】
勝間田池の見どころは眺望です。勝間田池越しの薬師寺(東塔・西塔)の光景は奈良を代表する光景のひとつです。また若草山焼きの光景も美しいと言われています。薬師寺や若草山が眺望できる勝間田池畔は奈良県景観資産に登録されています。
若草山焼き2025
【勝間田池・大池 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-3900(奈良市観光協会)
【勝間田池・大池 おすすめ散策ルート】
勝間田池からは東側に位置する薬師寺・唐招提寺を散策するのがおすすめです。薬師寺・唐招提寺はいずれも世界遺産で、拝観する価値があります。
【勝間田池・大池 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
若草山焼きが行われる当日は勝間田池一帯で交通規制が行われる場合があります。(要確認)勝間田池一帯は人気の写真撮影スポットになっています。
若草山焼き2025日程・タイムテーブル
駐車場なし。