春日大社大宿所(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
春日大社大宿所
春日大社大宿所(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。大宿所は春日若宮おん祭の際に願主役を勤める大和士(やまとざむらい)が祭礼に当たり、大和国各地から参集し、精進潔斎(しょうじんけっさい)を行う参篭所でした。大和士は平田党・長川党・長谷川党・戌亥脇党・葛上党・散在党から構成され、交代で願主役などを勤めました。
【春日大社大宿所 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市餅飯殿町50-1
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【春日大社大宿所 拝観時間・時間(要確認)】
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【春日大社大宿所 拝観料金・料金(要確認)】
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【春日大社大宿所 歴史・簡単概要】
春日大社大宿所(おおしゅくしょ)は餅飯殿商店街(奈良もちいどのセンター街)にあります。大宿所はかつて遍照院(へんじょういん)の寺跡旧地でした。大宿所は400有余年前、関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の異父弟で、大和大納言と尊称された豊臣秀長(とよとみひでなが)が南都奉行・井上源吾(いのうえげんご)に命じて造営させました。豊臣秀長は1585年(天正13年)の紀州征伐の功績により、紀伊国・和泉国などの約64万石余の所領を与えられ、和歌山城城主になり、その後の四国攻めの功績により、紀伊国・河内国に大和国を加増されて100万石の所領を与えられ、郡山城城主になりました。また豊臣秀長は従二位・大納言の官位を得て、大和大納言と尊称されるようになりました。なお大宿所では春日若宮おん祭の際、「せんじょ(遍照院(へんじょういん)の訛り)行こう まんじょう行こう せんじょの道に何がある 尾のある鳥(雉)と 尾のない鳥(兎)と せんじょ行こう まんじょう行こう」と子供が囃し、各地から献じられた雉・兎・魚類や大和士が奉る献菓子が供えられます。
*参考・・・春日大社大宿所(アクセス・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【春日大社大宿所 見どころ・文化財】
春日大社大宿所の見どころは春日若宮おん祭の際に行われる大宿所詣(おおしゅくしょもうで)・御湯立(みゆたて)・大宿所祭(おおしゅくしょさい)です。
大宿所詣では大和士・渡り神子(わたりみこ)などがJR奈良駅から三条通・東向き商店街・花芝商店街・近鉄奈良駅・小西通・三条通などを経由し、大宿所まで練り歩きます。
御湯立では「ソノイチ」と言われる湯立巫女(ゆたてのみこ)が大釜で沸かした湯に米・酒を注いで清め、「サーヨーサー(左右左)」の掛け声とともに両手に持った笹でお湯を振り撒きます。ちなみに御湯立は14:30からは大宿所詣の行列、16:30からは旧儀による大和士、18:00からは一般参拝者の為に行われています
大宿所祭では春日若宮おん祭の無事執行を祈願し、神職による祝詞奏上(のりとそうじょう)や巫女による神楽(かぐら)が奉納されます。
春日若宮おん祭2024日程
【春日大社大宿所 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-8696(春日大社社務所)
【春日大社大宿所 おすすめ散策ルート】
春日大社大宿所からは猿沢池(さるさわいけ)・興福寺(こうふくじ)を経由し、春日大社を散策するのがおすすめです。
【春日大社大宿所 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・春日大社大宿所アクセス