談山神社の桜見ごろ2025(時期:4月上旬~中旬頃)
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談山神社の桜見ごろ・アクセス・概要
談山神社の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。談山神社の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。談山神社では樹齢600年で小つづみ桜とも言われる淡墨桜・染井吉野・山桜・枝垂桜など約500本の桜の木が植えられ、桜といずれも重要文化財である十三重塔・本殿などの光景が美しと言われています。桜が見ごろを迎える4月の第2日曜日に神幸祭が行われます。(詳細下記参照)
【談山神社の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
談山神社の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年2月13日、ウェザーニュースは桜の開花が平年並で奈良で3月28日に開花すると予想しました。
奈良桜見ごろ2025
【談山神社桜 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市多武峰319
最寄り駅・バス停・・・談山神社(徒歩約4分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井駅・近鉄桜井駅から談山神社行き
路線・時刻表・運賃チェック
【談山神社の桜見ごろ(例年時期) 概要】
談山神社は奈良を代表する桜の名所です。談山神社の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。談山神社は標高が少し高い為、市街地よりも見ごろが遅くなります。
談山神社では樹齢600年で小つづみ桜(コツヅミザクラ)とも言われ、桜井市の天然記念物に指定されている淡墨桜(ウスズミザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)・山桜(ヤマザクラ)・枝垂桜(シダレザクラ)など約500本の桜の木が植えられ、桜といずれも重要文化財である高さ約17メー トルの十三重塔・本殿などの光景が美しと言われています。桜が見ごろを迎える4月の第2日曜日に神幸祭(じんこうさい)が行われ、1年おきに神輿渡御が行われます。
●淡墨桜(小つづみ桜)は高さ約17メートルです。淡墨桜はかつて多武峰(とうのみね)一帯に多く自生していたが、法会(ほうえ)の後の遊宴で僧侶などが行った延年舞(えんねんのまい)・狂言や能楽の起源である猿楽(さるがく)などの鼓(つづみ)の材料として多くが伐採されたそうです。
●十三重塔は室町時代(1336年~1573年)後期の1532年(享禄5年)に再建されました。十三重塔は三間十三重塔婆の檜皮葺で、日本唯一・世界唯一の木造十三重塔です。なお十三重塔は中国唐の清涼山宝池院の塔を模して建立されたとも言われています。
●本殿は江戸時代(1603年~1868年)後期の1850年(嘉永3年)に再建されました。本殿は三間社隅木入春日造の檜皮葺です。なお本殿は祭神・藤原鎌足を祀っています。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【談山神社 歴史・簡単概要】
談山神社は寺伝によると678年(天武天皇7年)に藤原氏の祖・藤原鎌足の長男で、僧・定恵が父の墓を摂津安威(阿武山古墳)から奈良大和に移し、十三重塔を建立したのが起源と言われています。定恵は653年(白雉4年)5月に遣唐使とともに唐に渡り、玄奘三蔵の弟子・神泰法師に師事し、665年(天智天皇4年)9月に百済を経て日本に帰国しました。その後680年(天武天皇9年)に講堂が建立され、妙楽寺と号し、701年(大宝元年)に十三重塔の東に鎌足像を安置する祠堂が建立され、聖霊院と号した言われています。平安時代に藤原高光が出家して入山し、藤原氏の繁栄とともに発展しました。その後興福寺と度々抗争を繰り返したり、多武峰合戦が起こったりし、1585年(天正13年)に関白・豊臣秀吉によって郡山城下に移されました。1590年(天正18年)に帰山を許され、江戸幕府初代将軍・徳川家康によって復興されました。なお明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)により、僧侶は還俗し、妙楽寺から談山神社に改められました。
*参考・・・談山神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【談山神社桜 備考】
談山神社(アクセス・見どころ・・・)情報