東南院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
東南院
東南院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。東南院は吉野山の中千本に位置し、竹林院(ちくりんいん)・桜本坊(さくらほんぼう)・喜蔵院(きぞういん)・龍泉寺(りゅうせんじ)とともに大峰山寺(おおみねさんじ)の護持院(ごじいん)になっています。
【東南院 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山2416
最寄り駅・バス停・・・吉野山駅(徒歩約12分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・吉野駅から吉野ロープウェイ
路線・時刻表・運賃チェック
【東南院 拝観時間・時間(要確認)】
不明
【東南院 拝観料金・料金(要確認)】
不明
【東南院 歴史・簡単概要】
東南院(とうなんいん)は奈良県吉野郡吉野町吉野山にあります。東南院は今から1,300年に修験道(しゅげんどう)の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が創建したと言われています。役行者・役小角が金峯山寺(きんぷせんじ)を創建した際、巽(東南)の方角に寺院を建立し、一山の安泰(たいあん)と興隆(こうりゅう)を祈願する為に東南院を創建したとも言われています。ちなみに金峯山寺は白鳳年間(7世紀後半)に大峰山寺(おおみねさんじ)とともに修験道(しゅげんどう)の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が金峯山での修行中に感得した蔵王権現(ざおうごんげん)を自ら刻んで創建したとも言われています。その後近衛家(おのえけ)から帰依を受け、近衛家の祈願所になり、寺紋も近衛家と同じ牡丹になりました。江戸時代中期の1684年(天和4年)に俳諧師・松尾芭蕉(まつおばしょう)が滞在し、「野ざらし紀行(野晒紀行)」に「砧うちて我に聞かせよや坊が妻」と記されています。1937年(昭和12年)に和歌山県海草郡紀美野町の野上八幡宮に建立されていた多宝塔が境内に移築されました。なお東南院は役行者像を本尊として祭り、役行者霊蹟札所になっています。
東南院は金峯山修験本宗の別格本山です。
*参考・・・東南院(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【東南院 見どころ・文化財】
東南院の見どころは1937年(昭和12年)に移築された多宝塔です。また鎌倉時代に造仏された大日如来(だいにちにょらい)像(県指定文化財)・毘沙門天(びしゃもんてん)像・不動明王(ふどうみょうおう)像も見どころです。大日如来像は像高約91.6センチで、丸顔で伏目がちの穏やかな表情をしています。
【東南院 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0746-32-3005(東南院)
【東南院 おすすめ散策ルート】
東南院では北側に位置する金峯山寺を散策するのがおすすめです。また南側の勝手神社・櫻本坊などを散策するのもいいかもしれません。
【東南院 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
吉野山桜見ごろ
*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025
駐車場なし。