唐招提寺修正会2025年1月1日・3日(日程時間・・・)
唐招提寺修正会
唐招提寺修正会(日程・・・)を紹介しています。修正会は例年1月1日・3日に行われています。修正会は奈良時代から行われているとも言われています。修正会では新年の年頭に前年の行いを振り返って悔い改めるとともに世の中の平安・五穀豊穰などを祈願します。なお修正会では修正会護摩供(しゅしょうごまく)・餅談義(もちだんぎ)が行われます。(詳細下記参照)
【唐招提寺修正会2025 日程時間(要確認)】
唐招提寺修正会2025は2025年(令和7年)1月1日(水曜日)・3日(金曜日)に行われます。なお1月1日は0:00、3日は18:00から行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・唐招提寺ホームページ
【唐招提寺修正会 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市五条町13-46
最寄り駅・バス停・・・西ノ京駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線
【唐招提寺修正会 歴史・簡単概要】
唐招提寺修正会(しゅしょうえ)は奈良時代から行われているとも言われています。修正会では新年の年頭に前年の行いを振り返って悔い改めるとともに世の中の平安・五穀豊穰などを祈願します。
修正会では先ず大晦日の12月31日の夕方に礼堂へ集まり、羅漢聖者(らかんせいじゃ)を勧請します。その後元日の午前0時過ぎから礼堂南側の広縁に僧侶が集まり、声明(しょうみょう)の一種である伽陀(かだ)を唱えて新春の暁を迎え、密教形式の修正護摩供が行われます。3日の夕方から修正護摩供(しゅしょうごまく)が行われ、餅談義(もちだんぎ)が行われます。また3日は万年香水・牛玉宝印が参拝者に授与されます。
修正会は寺院で毎年正月(1月)に数日間(基本的に7日間)行われる悔過 (けか)の法会です。修正会は修正月会とも言われています。修正会では昨年を反省し、新年の国家安泰・皇室の安泰・五穀豊穣などを祈願します。ちなみに修正会は中国の年始の儀式が起源とも言われています。日本では759年(天平宝字3年)以前から官立の大寺院などで悔過会(けかえ)が行われ、その後767年(神護景雲元年)からは国分寺で吉祥天悔過会(きっしょうてんけか)が行われるようになり、新春の法会として広まったとも言われています。なお吉祥天(きっしょうてん・きちじょうてん)は仏教の守護神とされています。吉祥天は毘沙門天の妃とも、妹ともされています。また吉祥天は美女の代名詞ともされています。なお吉祥は繁栄・幸運を意味することから吉祥天は幸福・富の神とされたり、金光明経から前科に対する謝罪の神ともされたりしています。
声明を使って法要が行われます。ちなみに声明は経典などに独特の節をつけた仏教音楽とされ、法会儀式などに用いられます。声明はインドから中国、中国から日本に仏教とともに奈良時代に伝わり、754年(天平勝宝4年)の奈良・東大寺の大仏開眼法要の際に用いられた記録が残っているそうです。
●唐招提寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
唐招提寺歴史
●唐招提寺の見どころ(金堂・講堂など)を紹介しています。
唐招提寺見どころ
【唐招提寺 歴史・簡単概要】
唐招提寺(とうしょうだいじ)は759年(天平宝字3年)唐の渡来僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が第40代・天武天皇の第7皇子・新田部親王(にいたべしんのう)の宅跡を朝廷から下賜され、戒律を学ぶ修行道場として創建したのが起源です。唐招提寺の名称には唐から来日した鑑真和上の為の寺という意味があるそうです。ちなみに鑑真和上は東大寺で5年、唐招提寺で5年を過ごし、76歳で亡くなったそうです。当初唐招提寺は新田部親王の旧宅を改造した経蔵や宝蔵、そして講堂などだけだったが、その後8世紀後半に鑑真和上の弟子・如宝(にょほう)が金堂を完成させました。なお唐招提寺は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
唐招提寺は律宗の総本山です。
*参考・・・奈良世界遺産・唐招提寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【唐招提寺修正会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・唐招提寺(アクセス・見どころ・・・)情報