安倍文殊院の桜見ごろ2026(時期:3月下旬~4月上旬頃)

安倍文殊院の桜見ごろ(時期・アクセス・概要)
安倍文殊院の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。安倍文殊院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。安倍文殊院では500本に及ぶ染井吉野や仲麻呂望郷しだれ桜と名付けられた樹齢30年のしだれ桜が植えられ、桜と伽藍・金閣浮御堂の建つ文殊池などの光景が美しいと言われています。境内に立つと桜の海に呑み込まれたかのような錯覚に落ち入るとも言われています。(詳細下記参照)
【安倍文殊院の桜見ごろ(例年時期)・2026年開花満開予測】
安倍文殊院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2026年1月下旬頃から奈良の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
奈良桜見ごろ2026
【安倍文殊院桜 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市阿部645
最寄り駅・バス停・・・安倍文殊院(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井駅・近鉄桜井駅から奈良交通バス
路線・時刻表・運賃チェック
【安倍文殊院の桜見ごろ(例年時期) 概要】
安倍文殊院は奈良を代表する桜の名所です。安倍文殊院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。
安倍文殊院では500本に及ぶ染井吉野(ソメイヨシノ)や仲麻呂望郷しだれ桜(ナカマロボウキョウシダレザクラ)と名付けられた樹齢30年のしだれ桜(シダレザクラ)が植えられ、桜と伽藍・金閣浮御堂の建つ文殊池などの光景が美しいと言われています。文殊池の水鏡に美しい光景が映し出されます。安倍文殊院では境内に立つと桜の海に呑み込まれたかのような錯覚に落ち入るとも言われています。なお陰陽師(おんみょうじ)・安倍晴明(あべのせいめい)が天文観測を行ったとも言われ、晴明堂が建つ展望台からは境内だけでなく、大和三山(標高約152メートルの天香久山(あまのかぐやま)・標高約199メートルの畝傍山(うねびやま)・標高約140メートルの耳成山(みみなしやま)を眺めることもできます。桜だけでなく、眺望も楽しみましょう。
●仲麻呂望郷しだれ桜は2010年(平成22年)11月に奉納され、本堂前に植樹されています。ちなみに安倍文殊院では2010年(平成22年)4月に安倍文殊院で出生したとも言われる安倍仲麻呂(あべのなかまろ)を偲んで、望郷詩碑「天の原 振りさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも(小倉百人一首)」が建立されています。なお安倍仲麻呂は奈良時代(710年~794年)初期の717年(霊亀3年・養老元年)に遣唐留学生として唐(中国)に渡り、唐の国家試験に合格して諸官を歴任して高官になったが、770年(宝亀元年)に帰国できずに73歳で亡くなりました。安倍仲麻呂像は安倍晴明像などとともに金閣浮御堂(仲麻呂堂)に祀られています。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【安倍文殊院 歴史・簡単概要】
安倍文殊院は645年(大化元年)の大化の改新の際に左大臣に登用された安倍倉梯麻呂が第36代・孝徳天皇の勅願により、安倍氏の氏寺として創建したとも言われています。ちなみに乙巳の変で蘇我入鹿・蘇我蝦夷の蘇我本宗家が滅亡すると第35代・皇極天皇が第36代・孝徳天皇に譲位し、その後安倍倉梯麻呂の娘・小足媛が第36代・孝徳天皇妃、娘・橘娘が第38代・天智天皇妃になりました。安倍文殊院は当初、現在の南西300メートルに創建され、安倍寺・崇敬寺とも言われ、安倍寺跡は現在国の史跡公園になっています。その後鎌倉時代に現地の場所に移り、1441年(嘉吉元年)に28坊あったとも言われているが、1563年(永禄6年)の松永弾正(松永久秀)による兵火によって焼失しました。1665年(寛文5年)に現在の本堂と礼堂が再建されたと言われています。なお安倍文殊院では陰陽師・安倍晴明が陰陽道の修行をしたとも言われ、2004年(平成16年)に安倍晴明堂が建立されました。
*参考・・・安倍文殊院(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【安倍文殊院桜 備考】
安倍文殊院(アクセス・見どころ・・・)情報