西大寺秘仏愛染明王御開扉2025年1月15日~2月4日(日程時間)
西大寺秘仏愛染明王御開扉
西大寺秘仏愛染明王御開扉(日程・・・)を紹介しています。秘仏愛染明王御開扉は例年1月15日から2月4日に行われています。秘仏愛染明王御開扉では愛染堂に安置され、秘仏とされている愛染明王坐像(重要文化財)が開扉されて一般公開されます。なお愛染明王御開扉期間中は聚宝館(しゅうほうかん・宝物館)も開館されます。(要確認)(詳細下記参照)
【西大寺秘仏愛染明王御開扉2025 日程時間(要確認)】
西大寺秘仏愛染明王御開扉2025は2025年(令和7年)1月15日(水曜日)~2月4日(火曜日)に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・西大寺ホームページ
【西大寺秘仏愛染明王御開扉 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
最寄り駅・バス停・・・大和西大寺駅(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
【西大寺秘仏愛染明王御開扉 歴史・簡単概要】
西大寺秘仏愛染明王御開扉(あいぜんみょうおうごかいひ)では愛染堂に安置され、秘仏とされている本尊・愛染明王坐像(重要文化財)が開扉されて一般公開されます。なお愛染明王御開扉期間中は聚宝館(しゅうほうかん・宝物館)も開館されます。(要確認)
愛染明王坐像は1247年(宝治元年)に興正菩薩叡尊上人(こうしょうぼさつえいそんしょうにん)が仏法興隆の念持仏として、仏師・善円(善慶)に造仏されたと言われています。ちなみに愛染明王坐像内からは木造六角幢形の容器に入った金銀製舎利容器・瑜伽瑜祇経(ゆがゆぎきょう)・造立願文(ぞうりゅうがんもん)などが見つかりました。なお愛染明王坐像は寺伝によると1281年(弘安4年)の弘安の役(元寇)の際、興正菩薩叡尊上人が愛染尊勝法の本尊として祈祷し、明王が持つ鏑矢(かぶらや)が音を発して西に飛び、蒙古軍を撃退したと言われているそうです。なお愛染明王坐像は像高約31.8センチです。
愛染明王は明王の一尊です。愛染明王は大日如来の変化身とも言われています。愛染明王は人間の愛欲が悟りに繋がっていることを表しているとも言われています。愛染明王は一面三目六臂(さんもくろっぴ)の赤色忿怒(せきしょくふんぬ)の姿をしています。なお愛染明王は恋愛成就の神として、縁結びなどのご利益があるとも言われています。
愛染堂は1762年(宝暦12年)または1767年(明和4年)に京都御所にあった近衛公政所御殿を移したものです。
【西大寺 歴史・簡単概要】
西大寺(さいだいじ)は764年(天平宝字8年)孝謙上皇(第46代・孝謙天皇)が藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱の鎮圧を祈願する為、鎮護国家の守護神とされる四天王像の造仏を誓願し、翌765年(天平神護元年)に第48代・称徳天皇となった孝謙上皇が四天王像を造仏したのが起源とも言われています。その後称徳天皇(孝謙上皇)の勅願により、称徳天皇の父で、第45代・聖武天皇が平城京の東に東大寺を創建したように平城京の西に僧・常騰を開山として、西大寺が創建されました。ちなみに鎮護国家の為に四天王像を祀るのは金光明最勝王経に基づくものと言われています。ただ794年(延暦13年)の平安京遷都後には災害に見舞われたし、平安時代中期以降に衰退し、1235年(文暦2年)に入住した興正菩薩叡尊上人(こうしょうぼさつえいそんしょうにん)が再興しました。しかし1502年(文亀2年)の火災によって伽藍の多くを焼失し、江戸時代に幕府から寄進によって再建されました。なお1895年(明治28年)に真言宗から独立し、真言律宗を開祖しました。
西大寺は真言律宗の総本山です。
*参考・・・西大寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【西大寺秘仏愛染明王御開扉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
西大寺(アクセス・見どころ・・・)情報