藤田家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
藤田家住宅
藤田家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。藤田家住宅は北福貴の高台にあり、南側に竜田川の支流・灰田川(はいだがわ)の谷を見下ろす要地にあります。福貴や信貴畑・久安寺・椹原・越木塚周辺には標高約642メートルの生駒山(いこまやま)の自然に抱かれた里山の風景が広がっています。
【藤田家住宅 アクセス・地図】
場所・・・奈良県生駒郡平群町福貴1523番地
最寄り駅・バス停・・・近鉄平群駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄生駒線
路線・時刻表・運賃チェック
【藤田家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
年数回特別公開
【藤田家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
年数回特別公開
【藤田家住宅 歴史・簡単概要】
藤田家住宅(ふじたけじゅうたく)は江戸時代中期(17世紀末)に建てられたと言われています。藤田家は系図によるとかつて武蔵国榛沢郡藤田庄(埼玉県本庄市藤田)にあった藤原氏(ふじわらし)の荘園の荘官だったとも言われています。鎌倉時代に武士化して上杉氏(うえすぎし)に仕え、藤田姓を名乗るようになりました。その後甲斐(かい)武田氏(たけだし)に仕え、戦国時代(室町時代後期)に武田氏が滅亡すると大和に移り、山辺郡を本拠にして筒井氏(つついし)・藤堂氏(とうどうし)に仕えました。江戸時代前期の元和年間(1615年~1624年)頃に平群に転封され、帰農して庄屋を歴任しました。藤田家住宅は1984年(昭和59年)度から1985年(昭和60年)度に半解体修理が行われました。その際の調査により、江戸時代中期の元禄年間(1688年~1703年)に茅葺(かやぶき)の入母屋造(いりもやづくり)の建物として建てられ、その後3度改修が行われました。第1次改造は江戸時代中期頃(18世紀後半)、第2次改造が江戸時代後期の1807年(文化4年)、第3次改造が1912年(明治45年)です。ちなみに半解体修理では大和棟の形態が整った第1次改造時の姿に復元されました。藤田家住宅は段違の棟で、主屋は本屋根・落屋根から構成され、本屋根の下は居間・座敷などの居住空間、落屋根の下は勘定部屋(馬屋)、)・土間・釜屋などの作業空間になっています。
*参考・・・藤田家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【藤田家住宅 見どころ・文化財】
藤田家住宅の見どころはいずれも重要文化財に指定されている住宅です。住宅は江戸時代中期(17世紀末)に建てられたと言われています。住宅は桁行約18.8メートル・梁間約11.8メートルで、切妻造(きりづまづくり)段違の本瓦葺(ほんがわらぶき)・茅葺(かやぶき)です。藤田家住宅は北面・西面に庇(ひさし)付きです。
【藤田家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-45-1017(平群町役場観光産業場)
【藤田家住宅 おすすめ散策ルート】
藤田家住宅からは西側にある白山神社・普門院跡を散策するのがおすすめです。また東側のツボリ山古墳を散策するのもおすすめです。なお藤田家住宅は市街地から離れ、周囲に観光スポットがないことから次の観光スポットに向かって、その周辺を散策するのがおすすめです。
【藤田家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。