漢国神社鎮華・菖蒲祭2025年6月5日(日程時間・・・)
漢国神社鎮華・菖蒲祭
漢国神社鎮華・菖蒲祭(日程・・・)を紹介しています。鎮華・菖蒲祭は例年6月5日に行われています。鎮華・菖蒲祭では菖蒲とヨモギを飾ったソン・油で揚げた唐菓子のブトを供え、五穀豊穣や諸産業の発展を祈願します。鎮華・菖蒲祭では大和未生流家元が花菖蒲を使った献花式を行ないます。(詳細下記参照)
【漢国神社鎮華・菖蒲祭2025 日程時間(要確認)】
漢国神社鎮華・菖蒲祭2025は2025年(令和7年)6月5日(木曜日)11:00から行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・漢国神社ホームページ
【漢国神社鎮華・菖蒲祭 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市漢国町6
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約2分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR関西線・奈良駅(徒歩約7分)
【漢国神社鎮華・菖蒲祭 歴史・簡単概要】
漢国神社鎮華(はなしずめ)・菖蒲祭(しょうぶさい)は平安時代に宮中で菖蒲(しょうぶ)やヨモギ(蓬)を飾り付け、不浄を払い、邪気を避ける儀式・菖蒲の節句祭に由来しています。なお鎮華・菖蒲祭は例年6月5日に行われています。
鎮華・菖蒲祭では特殊神饌として、菖蒲とヨモギを飾ったソン(蹲)・胡麻油(ごまあぶら)で揚げた唐菓子(とうがし)のブトを供え、五穀豊穣や産業の発展などを祈願します。鎮華・菖蒲祭では大和未生流(やまとみしょうりゅう)家元が花菖蒲(ハナショウブ)を使った献花式を行ないます。玉串奉奠(たまぐしほうてん)では花菖蒲を玉串として献じます。なお鎮華・菖蒲祭では奉納行事が行われることもあります。(要確認)
ブトは米粉でギョーザのような形を作り、胡麻油で揚げたものです。ブトは「和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)」・「伊呂波字類抄(いろはじるいしょう)」・「類聚雑要抄(るいじゅうざつようしょう)」・「朝野群載(ちょうやぐんさい)」・「厨事類記(ちゅうじるいき)」などに記されています。
大和未生流は初代家元・法香斎が奈良県で創流した華道の流派です。
花菖蒲はアヤメ科アヤメ属の多年草です。花菖蒲は同じアヤメ科アヤメ属の杜若(かきつばた)とともに菖蒲(あやめ)とも言われています。花菖蒲は日本や中国・朝鮮半島などの水辺・湿原などに自生しています。花菖蒲は例年6月~7月に赤紫色の花を咲かす野花菖蒲(ノハナショウブ)の園芸種です。園芸種には江戸郊外堀切の菖蒲園で作られた江戸花菖蒲、江戸花菖蒲から作出された花弁の幅が広く豪華な肥後花菖蒲と花弁が優美に垂れ下がる伊勢花菖蒲、そして原種の特徴を強く残す長井古種などがあります。花菖蒲には花色(白・桃・紫・青・黄色など)や絞り・覆輪(ふくりん)など組み合わせると約5,000種類もあります。花菖蒲は高さ60センチ~1.2メートルで、花は花茎の頂に咲きます。花は内側3枚の内花被片と外側3枚の外花被片があり、外花被片は楕円形で垂れ下がり、基部に黄のマークがあります。
節供には1月7日の人日(じんじつ・七草)の節句・3月3日の上巳(じょうし・桃・雛祭)の節供・5月5日の端午(たんご・菖蒲)の節句・7月7日の七夕(しちせき・笹)の節句・9月9日の重陽(ちょうよう・菊)の節供があります。
【漢国神社 歴史・簡単概要】
漢国神社(かんごうじんじゃ)・漢國神社は飛鳥時代前期の593年(推古天皇元年)に大神君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が勅命により、園神(そのかみ)の神霊を祀ったのが起源とも言われています。その後奈良時代前期の717年(養老元年)に藤原不比等(ふじわらのふひと)が韓神(からかみ)二座を相殿に祀ったと言われています。漢国神社はかつて春日率川坂岡神社とも、園韓神社とも言われていたが、韓神の「韓」が「漢」、園神の「園」が「国(國)」となり、漢国神社になったと言われています。平安時代前期の859年(貞観元年)に祭神が平安城宮内省に勧請され、皇室の守護神になったとも言われています。平安時代末期の1180年(治承4年)に兵火に見舞われ、1188年(文治4年)に興福寺(こうふくじ)・一乗院(いちじょういん)僧・覚昭(かくしょう)の奏聞(そうもん)により、率川・坂岡両所が再建されました。その後江戸時代前期の1614年(慶長19年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)が木津の戦い(大坂冬の陣)に破れて落忍し、鎧一式を奉納したと言われています。その後鎧蔵が造営され、将軍家から年々使者が派遣されるようになりました。なお漢国神社は園神に大物主命(おおものぬしのかみ)、韓神に大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀っています。
*参考・・・漢国神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【漢国神社鎮華・菖蒲祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
漢国神社(アクセス・見どころ・・・)情報