佐保川(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

佐保川

佐保川(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。佐保川では江戸時代後期から桜の植樹が行われ、現在奈良市法蓮町から七条町までの約5キロに桜並木が続いています。佐保川では桜が見ごろを迎える時期に川路桜祭り・桜まつり燈火会が行われています。(要確認)桜まつり燈火会では幻想的な夜桜を楽しむことができます。

【佐保川 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市
最寄り駅・バス停・・・新大宮駅

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
路線・時刻表・運賃チェック

【佐保川 拝観時間・時間(要確認)】
24時間

【佐保川 拝観料金・料金(要確認)】
無料

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【佐保川 歴史・簡単概要】
佐保川(さほがわ)は大和川(やまとがわ)水系の支流で一級河川です。佐保川は標高約342メートル・面積約33ヘクタールの若草山(わかくさやま・三笠山(みかさやま))東麓を走る柳生街道(やぎゅうかいどう)の標高約460メートルの石切峠(いしきりとうげ)付近を源とし、奈良盆地に出て南西流し、新大宮付近から南流して秋篠川(あきしのがわ)に合流し、その後大和川(初瀬川(はせがわ))に注ぐ延長約19キロの河川です。ちなみに石切峠では寺院などの石材が切り出されていたそうです。佐保川は川幅が5~10メートルで、普段水量はあまり多くありません。佐保川はかつて舟運・灌漑(かんがい)に利用され、チドリ(千鳥)の名所だったとも言われています。また平城京(へいじょうきょう)内では東の堀川として利用されていたとも言われています。佐保川は日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)」などに多く詠まれています。三十六歌仙の一人である大伴家持(おおとものやかもち)は尼との最古の連歌で「佐保川の 水を塞きあげて 植ゑし田を 刈る早飯は 独りなるべし(万葉集)」と詠みました。また西行法師(さいぎょうほうし)は「見渡せば 佐保の河原に くりかけて 風によらるゝ 青柳の糸(山家集)」と詠みました。佐保川は古くからチドリだけでなく、ホタル(蛍)の名所ともされ、佐保川蛍が東大寺鐘・春日野鹿・南円堂藤・猿沢池月・雲居坂雨・轟橋旅人・三笠山雪とともに南都八景(なんとはっけい)に数えられました。佐保川では江戸時代後期(幕末)に遠国奉行(おんごくぶぎょう)のひとつである奈良奉行・川路聖謨(かわじとしあきら)が川路桜とも言われる桜の植樹を始め、桜の名所にもなりました。ちなみに川路聖謨は行方不明となっていた神武天皇陵を捜索したり、乱伐ではげ山になった多聞山城跡(たもんやまじょう)に約50万本の木を植樹したりもしたそうです。なお佐保川では奈良市法蓮町から七条町までの約5キロに桜並木が続き、樹齢150年を超える桜の古木も残されています。
*参考・・・佐保川(アクセス・見どころ・・・)wikipedia佐保川(アクセス・見どころ・・・)wikipedia

【佐保川 見どころ・文化財】
佐保川の見どころは桜です。佐保川では桜が見ごろを迎える時期に川路桜祭り・桜まつり燈火会が行われています。(要確認)

【佐保川 行事・イベント(要確認)】
●川路桜祭り・桜まつり燈火会は毎年桜が見ごろを迎える時期に行われています。川路桜祭りでは夕方から佐保川の桜並木がライトアップされれます。側面にメッセージが揮毫されたあんどんが置かれます。
佐保川川路桜祭り・桜まつり燈火会

【佐保川 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。法蓮町から七条町までの約5キロにソメイヨシノなど約1,000本の桜の木が植えられています。佐保川では奈良奉行・川路聖謨が奈良公園・平城宮跡とともに桜の木を植樹し、川路桜とも言われています。
佐保川桜見ごろ

*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025

【佐保川 連絡先】
電話番号・・・0742-22-3900(奈良市観光協会)

【佐保川 おすすめ散策ルート】
北西側の法華寺(ほっけじ)・海龍王寺(かいりゅうおうじ)まで散策するのがおすすめです。法華寺は奈良時代に日本の総国分尼寺とされていました。なお桜の時期には桜並木を散策するのもいいかもしれません。

【佐保川 備考(駐車場・御朱印・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・佐保川アクセス

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