石光寺梅見ごろ2025(時期:2月下旬~3月上旬頃)
石光寺梅見ごろ(見頃)
石光寺梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。梅見ごろは例年2月下旬頃から3月上旬頃です。石光寺では枝垂梅・紅梅・白梅など約40本の梅の木が植えられ、梅と境内などの光景が美しいと言われています。石光寺には蝋梅も植えられ、例年1月下旬頃から2月中旬頃に見ごろを迎えます。寒咲アヤメ・ツバキ・マンサク・キグシと一緒に楽しめる時期もあります。(詳細下記参照)
【石光寺梅見ごろ(例年時期)】
石光寺の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月上旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良梅名所・梅見ごろ
【石光寺梅 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県葛城市染野387
最寄り駅・バス停・・・二上神社口駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄南大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【石光寺梅見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
石光寺は奈良の梅の名所です。石光寺の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月上旬頃です。
石光寺では枝垂梅・紅梅・白梅など約40本の梅の木が植えられ、梅と境内などの光景が美しいと言われています。石光寺には蝋梅も植えられ、例年1月下旬頃から2月中旬頃に見ごろを迎えます。ちなみに石光寺には寒咲アヤメ(例年2月中旬頃から下旬頃)・ツバキ(例年2月上旬頃から4月上旬頃)・マンサク(2月中旬頃から3月上旬頃)・キグシ(例年2月下旬頃から3月中旬頃)なども植えられ、梅と一緒に楽しめる時期もあります。
枝垂梅は梅の品種です。枝垂梅は野梅系(やばいけい)の梅の枝が細長く、下垂したものです。枝垂梅には花が一重のものと八重のものがあります。枝垂梅では曙枝垂(アケボノシダレ)・月影枝垂(ツキカゲシダレ)・養老枝垂(ヨウロウシダレ)・呉服枝(クレハシダレ)・塒出の鷹枝垂(トヤデノタカシダレ)・浮牡丹枝垂(ウキボタンシダレ)・満月枝垂(マンゲツシダレ) などがあります。
蝋梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する落葉樹です。蝋梅は中国原産で、江戸時代初期に朝鮮半島を経て伝来し、観賞用として植栽されるようになったと言われています。蝋梅の名称は「本草綱目」によると半透明で鈍いツヤのある黄色い花びらがまるで蝋細工のようで、臘月(旧暦12月)に咲くことに由来すると言われています。蝋梅は早生種が12月頃、晩生種が2月頃に黄色い花を咲かせ、芳しい香りを漂わせます。
花見と言うと現在は桜を連想するが、奈良時代には中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に変わり、奈良時代末期頃成立の「万葉集」では梅を読んが和歌が桜よりも多かったが、平安時代前期成立の「古今和歌集」では桜を詠んだ和歌の方が梅よりも多くなります。なお梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。
【石光寺 歴史・簡単概要】
石光寺(せっこうじ)は「元亨釈書(げんこうしゃくしょ)」などによると飛鳥時代後期に第38代・天智天皇(てんぢてんのう)の勅願により、修験道(しゅげんどう)の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづぬ)を開山として創建されたとも言われています。霊光を放つ大石が見つかり、第38代・天智天皇の勅命により、大石に弥勒如来(みろくにょらい)を彫らせ、堂宇を建立したとも言われています。境内には奈良時代(710年~794年)前期とも言われる塔の大心礎(だいしんそ)が残されています。1991年(平成3年)の弥勒堂改築に伴う発掘調査により、日本最古の白鳳時代(645年(大化元年)~710年(和銅3年) )の石仏(本尊)・瓦・レリーフ形式の仏像である仏せん(せんぶつ)が出土しました。なお石光寺には當麻寺(たいまでら)に伝わる「當麻曼荼羅(たいままんだら)」を織ったとされる中将姫(ちゅうじょうひめ)ゆかりの「染の井」・「糸掛桜」があります。中将姫は當麻寺にこもって霊感を得て、蓮の茎を集めて糸を採り出し、石光寺の庭に井戸を掘って糸を浸したところ五色に染まり、その蓮糸で一夜の内に「当麻曼茶羅」を織り上げたとも言われ、石光寺は「染寺(そめでら)」とも言われています。
石光寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・石光寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【石光寺梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
石光寺(アクセス・見どころ・・・)情報