船宿寺の梅見ごろ2025(時期:3月上旬~下旬頃)
船宿寺の梅見ごろ・アクセス・概要
船宿寺の梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。船宿寺では境内に紅梅・白梅など約50本の梅の木が植えられ、梅と境内などの光景が美しいと言われています。ちなみに船宿寺には蝋梅も植えられ、例年1月上旬頃から3月上旬頃に見ごろを迎えます。ちなみにツバキ・アシビ(馬酔木)などと一緒に梅を楽しめる時期もあります。(詳細下記参照)
【船宿寺の梅見ごろ(例年時期)】
船宿寺の梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良梅名所・梅見ごろ
【船宿寺梅 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県御所市五百家484
最寄り駅・バス停・・・船路(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄御所線・近鉄御所駅から奈良交通バス・五條バスセンターまたは新宮駅行き
路線・時刻表・運賃チェック
【船宿寺の梅見ごろ(例年時期) 概要】
船宿寺は奈良の梅の名所です。船宿寺の梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。
船宿寺では境内に紅梅・白梅など約50本の梅の木が植えられ、梅と境内などの光景が美しいと言われています。ちなみに船宿寺には蝋梅(ろうばい)も植えられ、例年1月上旬頃から3月上旬頃に見ごろを迎えます。ちなみに船宿寺は関西花の寺二十五カ所の22番札所になっており、ツバキ(例年3月中旬~3月下旬)・アシビ(馬酔木)などと一緒に梅を楽しめる時期もあります。
梅はバラ科サクラ属の落葉高木です。梅はは中国原産で、弥生時代(紀元前3世紀~紀元3世紀)に朝鮮半島を経て伝わったとも、唐(618年~907年)から遣唐使が日本に伝えたとも言われています。梅は園芸品種が多く、500種以上の品種があると言われ、大きくは野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に分類されます。梅は例年1月から3月に白・淡紅・紅色などの花を咲かせます。
蝋梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する落葉樹です。蝋梅は中国原産で、江戸時代初期に朝鮮半島を経て伝来し、観賞用として植栽されるようになったと言われています。蝋梅の名称は「本草綱目」によると半透明で鈍いツヤのある黄色い花びらがまるで蝋細工のようで、臘月(旧暦12月)に咲くことに由来すると言われています。蝋梅は早生種が12月頃、晩生種が2月頃に黄色い花を咲かせ、芳しい香りを漂わせます。
花見と言うと現在は桜を連想するが、奈良時代には中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に変わり、奈良時代末期頃成立の「万葉集」では梅を読んが和歌が桜よりも多かったが、平安時代前期成立の「古今和歌集」では桜を詠んだ和歌の方が梅よりも多くなります。なお梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。
【船宿寺 歴史・簡単概要】
船宿寺(せんしゅくじ)は寺伝によると奈良時代前期の725年(神亀2年)に東大寺(とうだいじ)再建に尽力した僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)がこの地を訪れて庵を結び、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい・薬師如来)を祀ったのが起源とも言われています。行基菩薩の夢の中に老人が現れ、「これより東の方へ行くと、山の中に船形の大きな岩があるから、その岩の上に薬師如来をおまつりするように」という夢告があり、夢から覚めた行基菩薩は東の山の中に岩を見つけ、そこに御仏を祀って船宿寺と名付けたと言われています。その岩場には現在も岩舟権現(いわふねごんげん)が祀られています。ちなみにこの地は東方浄瑠璃世界の教主で、病気を治して災難を鎮め、苦しみから救う薬師瑠璃光如来を祀ったことから医王山( いおうざん)と言われるようになりました。平安時代前期から真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の教えを守っています。船宿寺は緩やかな傾斜地に本堂・山門・鐘楼などが建立され、高台にある本堂からは御所市市街や葛城・金剛の山々を一望することができます。なお船宿寺は薬師如来を本尊として祀っています。
船宿寺は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・船宿寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【船宿寺梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
船宿寺(アクセス・見どころ・・・)情報