東大寺お水取り竹送り2024/2/11(日程時間・・・)

東大寺お水取り竹送り

東大寺お水取り竹送り(日程・・・)を紹介しています。竹送りでは先ず大御堂観音寺付近の竹林から周囲約20センチ・重さ約100キロの真竹7本を切り出します。大御堂観音寺で道中の安全を祈願する竹寄進の法要を行い、その後奈良坂まで真竹をトラックで運び、奈良坂から二月堂まで真竹を肩に担いだり、大八車に載せたりして運びます。(詳細下記参照)

【東大寺お水取り竹送り2024 日程時間(要確認)】
東大寺お水取り竹送り2024は2024年(令和6年)2月11日(日曜日)7:45~12:30頃に行われます。
*参考・・・山城松明講社

【東大寺お水取り竹送り アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町406-1
最寄り駅・バス停・・・東大寺大仏殿・春日大社前(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス

*近鉄奈良駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【東大寺お水取り竹送り 歴史・簡単概要】
東大寺お水取り竹送り(おみずとりたけおくり)は例年2月に行われています。竹送りは1978年(昭和53年)から山城松明講が行っています。ちなみにかつて奈良に通じる街道筋にお水取りの寄進竹を置いておくと信徒や村人などが順番に二月堂まで運んでいたそうです。しかし太平洋戦争(第二次世界大戦)や1953年(昭和28年)の風水害によって途絶えたそうです。
竹送りでは先ず京都府京田辺市字普賢寺下大門13に建立されている大御堂観音寺(おおみどうかんのんじ)付近の竹林から周囲約20センチ・重さ約100キロの真竹7本を切り出します。大御堂観音寺で道中の安全を祈願する竹寄進の法要を行て、真竹に山城松明講などの文字を入れます。その後奈良坂まで真竹をトラックで運び、奈良坂から二月堂(国宝)まで真竹を肩に担いだり、大八車に載せたりして運びます。なおお水取りでは三重県名張市の伊賀一ノ井松明講・奈良県奈良市内縁家による仁伸会・奈良県生駒市高山地区の庄田松明講などから竹が送られたり、滋賀県甲賀市の江州紫香楽一心講からフジヅルが寄進されたりしているそうです。
お水取り・修二会(しゅにえ)・お松明(おたいまつ)は正式には十一面悔過(じゅういちめんけか)と言います。十一面悔過では二月堂の本尊・大観音(おおかんのん)と小観音(こがんのん)に罪を懺悔し、鎮護国家・天下泰安・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願しました。お水取りは752年(天平勝宝4年)に東大寺の開山・良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟・実忠(じっちゅう)が始め、以来一度も途切れることなく続けられています。ちなみにお水取りの名称は二月堂の本尊に井戸・若狭井(わかさい)から汲み上げたお香水(おこうずい)を供えたことに由来し、修二会の名称は旧暦の2月に修する法会に由来し、お松明の名称は夜毎松明(たいまつ)に火を灯したことに由来します。
二月堂(国宝)は1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討や1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦では焼失しなかったが、1667年(寛文7年)のお水取り中に失火で焼失し、1669年(寛文9年)に再建されました。二月堂は誰も見ることを許されない絶対秘仏である大観音(国宝)・小観音(国宝)を安置しています。なお二月堂の名称は旧暦の2月に行われるお水取り(修二会)に由来しています。
東大寺お水取り2025

●東大寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
東大寺歴史
●東大寺の見どころ(大仏・大仏殿など)を紹介しています。
東大寺見どころ

【東大寺 歴史・簡単概要】
東大寺(とうだいじ)・金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)は728年(神亀5年)に第45代・聖武天皇と光明皇后が早逝した皇太子・基皇子(もといのみこ)の菩提を追修する為に東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾山寺(きんしょうせんじ・金鍾寺(きんしょうじ)が起源と言われています。基皇子は727年(神亀4年)10月5日に誕生したが、728年(神亀5年)9月13日に亡くなり、同年11月に金鍾山寺が建立されました。その後741年(天平13年)に国分寺(金光明寺)・国分尼寺(法華寺)建立の詔が発せられると翌742年(天平14年)に大和国分寺になり、名称を大和金光明寺(きんこうみょうじ)に改められました。その後743年(天平15年)に聖武天皇が大仏造立の詔を発し、当初滋賀甲賀市信楽町の紫香楽宮(しがらきのみや)で大仏の造立が開始されたが、745年(天平17年)に都が平城京に戻ると東大寺で大仏の造立が開始され、752年(天平勝宝4年)にインド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)を導師として、大仏開眼供養会(だいぶつかいげんくようえ)が行われ、758年(天平宝字2年)に大仏殿が完成しました。752年(天平勝宝4年)からお水取り(修二会・お松明)も始まりました。789年(延暦8年)の造東大寺司の廃止までに講堂・東西両塔・三面僧房などの諸堂が建立されました。
*参考・・・東大寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【東大寺お水取り竹送り 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
東大寺お水取り2025日程

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