室生寺(アクセス・見どころ・・・)紅葉名所

室生寺(Murou-ji Temple)

室生寺

室生寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。室生寺は徳川幕府5代将軍・徳川綱吉の母・桂昌院の寄進によって伽藍が修理されたり、桂昌院の力添えによって法相宗から真言宗に改められたりしたことから女性の参詣が許され、女人禁制の高野山に対して、女人高野と言われるようになりました。

【室生寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県宇陀市室生78
最寄り駅・バス停・・・室生寺前(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄室生口大野駅から室生寺前行き
路線・時刻表・運賃チェック

【室生寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00(4/1~11/30)
9:00~16:00(12/1~3/31)

【室生寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人600円、子供400円

団体(30人以上)
大人500円、子供300円

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【室生寺 歴史・簡単概要】
室生寺(むろうじ)は奈良時代末期に興福寺(こうふくじ)の僧・賢憬(賢璟)が第50代・桓武天皇の発願により、国家鎮護の寺として創建したと言われています。桓武天皇(山部親王)は宝亀年間(770年~781年)の東宮時代に病気になり、龍神信仰があった室生山で5人が僧が祈祷を修したところ龍神の力によって回復したとも言われています。ただ賢憬は793年(延暦12年)に亡くなったことから賢憬の弟子で、興福寺の僧・修円が引き継いだと言われています。また室生寺は680年(天武天皇9年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が創建し、真言宗の開祖である弘法大師・空海が中興したという伝承も残されているそうです。その後江戸時代に徳川幕府5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)の母・桂昌院(けいしょういん)の寄進によって伽藍が修理され、1698年(元禄11年)には桂昌院の力添えにより、創建当初から関係が深かった興福寺(こうふくじ)から独立し、法相宗から真言宗に改めました。なお1964年(昭和39年)には真言宗豊山派から真言宗室生寺派の大本山になりました。
室生寺は真言宗室生寺派の大本山です。
*参考・・・奈良・室生寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【室生寺 見どころ・文化財】
室生寺の見どころは五重塔です。五重塔は800年(延暦19年)頃に建立され、法隆寺の五重塔に次いで2番目の古さと言われています。ちなみに五重塔は高さ約16メートルで、高さ約31.5メートルある法隆寺の五重塔の半分ぐらいの高さです。なお1999年(平成11年)から2000年(平成12年)に行われた修復工事の際、奈良文化財研究所による年輪年代測定により、部材の一部は794年(延暦13年)頃に伐採されたことが分かりました。
室生寺見どころ

国宝・・・金堂、五重塔、潅頂堂(本堂)、釈迦如来立像、十一面観音像、釈迦如来坐像、板絵着色伝帝釈天曼荼羅
重要文化財・・・弥勒堂、奥の院(御影堂)、地蔵菩薩立像、薬師如来立像、文殊菩薩立像、十二神像、弥勒菩薩像、如意輪観音菩薩など

【室生寺 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは毎年紅葉が見頃を迎える時期に行われています。五重塔や境内などがライトアップされます。ただ五重塔から先は入山することはできません。期間中にはイベントが行われます。(要確認)
室生寺紅葉ライトアップ

【室生寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●シャクナゲ見ごろは例年4月中旬頃から5月中旬頃です。仁王門周辺や自然石が敷き詰められた石段の鎧板から五重塔に掛けて約3,000株のシャクナゲが植えられ、シャクナゲと石段上に建立されている五重塔などの光景が美しいと言われています。
室生寺シャクナゲ見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。山内にモミジ・イチョウなどが分布し、紅葉の五重塔・金堂などの光景が美しいと言われています。また太鼓橋から五重塔までの参道や鎧坂が美しいとも言われています。
室生寺紅葉見ごろ

*奈良には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良紅葉見ごろ2024

【室生寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-93-2003

【室生寺 おすすめ散策ルート】
室生寺近くの室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)まで散策するのがおすすめです。室生寺は室生龍穴神社の神宮寺だったとも言われているそうです。

【室生寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場(普通車100台・大型バス10台)あり。
*参考・・・アクセス

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