2018年11月のイベント
奈良で2018年11月に行われるイベントです。イベントを見たり、参加したい方は事前に場所・時間・内容などを必ず確認して下さい。ちなみに時間は大体の目安の為、早めに到着するようにして下さい。人気のイベントではよい場所が取れなかったりすることがあります。なお確認中のイベントもあります。
【2018年11月 注目のイベント】
11月の注目のイベントはけまり祭(談山神社)・酒まつり(大神神社)・紅葉ライトアップ(室生寺・談山神社・吉野山)です。
●談山神社けまり祭は主祭神・藤原鎌足(中臣鎌足)が法興寺(飛鳥寺)で行われた蹴鞠会(けまりえ)で、中大兄皇子(第40代・天武天皇)と初めてまみえて親しくなり、645年(大化元年)の大化の改新の発端になった故事に因んで行われています。
●大神神社は三輪山をご神体として祀っています。三輪山は古来から三諸山(みむろやま)とも言われ、うま酒みむろの山とも称されたそうです。みむろ(実醪)は酒のもとを意味し、三輪山をご神体とする大神神社が古来から酒の神様として信仰されてきたことを表しているそうです。ちなみに三輪は酒造り発祥の地とも言われています。
●紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。なお紅葉は最低気温8度以下の日が続くと紅葉の見ごろが近くなります。
【2018年11月のイベント】
11月3日 10:00~・13:00~ 春日大社明治祭・文化の日舞楽演奏会
●明治祭では第122代・明治天皇の偉業を称え、国のますますの隆昌を祈願します。明治祭では祭典後に舞楽が奉納されます。文化の日舞楽演奏会では萬葉植物園の池に設置された浮舞台で、春日大社に奈良時代から伝わる管絃・舞楽などが春日古楽保存会・南都楽所(なんとがくそ)によって演じられます。
11月3日 11:00~ 談山神社けまり祭
●けまり祭では古式ゆかしき鞠装束(鳥棺子(えぼし)・鞠水干(まりすいかん)・鞠袴(まりぱかま)・沓(クツ))を身に着けた鞠人8名(6名)がグループ(―座)になり、アリ(夏安林)・ヤア(春陽花)・オウ(秋園)の独特の掛け声を掛けながら鞠が地上に落ちないように足だけで蹴り続けます。蹴鞠には勝ち負けはなく、厳格な時間制限もないそうです。
11月14日 10:30~ 大神神社酒まつり
●酒まつりでは全国各地の酒造家・杜氏・酒造関係者が参列し、新酒の醸造安全を祈願します。酒まつりでは杉を手にした巫女による神楽・うま酒みわの舞が舞われます。神事終了後、醸造安全の赤い御幣と酒屋のシンボル・しるしの杉玉(酒林・さかばやし)が授与されます。
11月10日・11日・16日~18日・22日~25日 17:00~20:00 室生寺紅葉ライトアップ
●紅葉ライトアップでは五重塔(国宝)や境内などがライトアップされます。ただ五重塔から先は入山することはできません。ちなみに紅葉の見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。なお紅葉ライトアップ期間中にはイベントが行われます。(要確認)
11月3日~30日 17:00~21:00 吉野山紅葉ライトアップ
●紅葉ライトアップでは吉野山観光駐車場周辺(下千本)・金峯山寺仁王門(国宝)周辺・おぎの谷(中千本)がLEDなどでライトアップされます。ちなみに紅葉の見ごろは例年11月上旬頃から12月上旬頃です。なお吉野山では吉野神宮・如意輪寺・七曲り・竹林院・吉野朝宮跡・花矢倉展望休憩所・吉水神社・高城山展望台・中千本操車場周辺・西行庵が紅葉のおすすめスポットとなっています。
11月10日~25日 日没~19:00 談山神社紅葉ライトアップ
●紅葉ライトアップでは十三重塔(重要文化財)などの伽藍や参道がライトアップされます。ちなみに紅葉の見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。なお談山神社は秋に約3,000本もの燃えるように色付いたカエデに包まれる美しい光景から「関西の日光」とも言われているそうです。
【2018年11月のイベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。