2018年4月のイベント
奈良で2018年4月に行われるイベントです。イベントを見たり、参加したい方は事前に場所・時間・内容などを必ず確認して下さい。ちなみに時間は大体の目安の為、早めに到着するようにして下さい。人気のイベントではよい場所が取れなかったりすることがあります。なお確認中のイベントもあります。
【2018年4月 注目のイベント】
4月の注目のイベントは新薬師寺・おたいまつと吉野山・桜ライトアップです。
●新薬師寺・おたいまつ(修二会)は天平時代から行われているとも言われています。4月8日はお釈迦様の誕生日とされ、寺院ではお釈迦様の誕生を祝う花まつり(灌仏会・降誕会・浴仏会)が行われるが、新薬師寺では4月8日が本尊・薬師如来のご縁日とされ、おたいまつ(修二会)が行われているそうです。
●吉野山・桜ライトアップは毎年桜が見ごろを迎える時期に行われています。吉野山はいずれも世界遺産で、修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が創建したと言われている金峯山寺(きんぷせんじ)・大峰山寺(おおみねさんじ)に祀られている蔵王権現(ざおうごんげん)の神木が桜とされ、蔵王権現に祈願する際には桜の苗木を寄進することが風習となったこともあり、平安時代頃から桜がたくさん植えられるようになりました。
【2018年4月のイベント】
3月24日~4月22日 18:00~22:00 吉野山・桜ライトアップ
●吉野山・桜ライトアップでは下千本・中千本・上千本などがライトアップされます。吉野山は白山桜(シロヤマザクラ)など約200種・約3万本の桜の木が植えられ、例年4月上旬頃から中旬頃に見ごろを迎えます。なお吉野山では桜が集中して植えられている場所を一目千本と言い、下千本・中千本・上千本・奥千本の4カ所があります。
3月25~4月8日 郡山城跡・大和郡山お城祭り
●郡山城跡・大和郡山お城祭りでは夜間にぼんぼりが灯されたり、ライトアップが行われます。ちなみに郡山城跡には約1,000本の桜が植えられているそうです。なお大和郡山お城祭りでは数珠くり法要や金魚品評会・時代行列(戦国武将・源義経・静御前など)や白狐お渡り・市民パレード(マーチングバンド・警察音楽隊など)などのイベントも行われます。(要確認)
4月1日 14:00~ 大和神社・ちゃんちゃん祭
●大和神社・ちゃんちゃん祭では花で飾られた大和神社の神輿や大和神社の摂社である増御子神社(ますみこじんじゃ)の神輿・白装束の氏子・騎馬武者・稚児などが山の辺の道にある御旅所・大和稚宮神社(おおやまとわかみやじんじゃ)までの約2キロを巡行します。神幸祭行列が御旅所に到着すると塩鯛・茅巻(ちまき)などの神饌が供えられ、御旅所祭で龍の口の舞などが奉納されます。
4月1日~7日 法華寺・ひな会式
●法華寺・ひな会式では光明皇后が蓮池を歩く姿を写したとも言われている本尊・十一面観音(国宝)の前に可憐な子供の姿をした善財童子(ぜんざいどうじ)50体余りを祀って法要が行われます。本尊・十一面観音の前に善財童子像を祀るひな会式がひな祭りの原型とも言われているそうです。
4月8日 17:00~ 新薬師寺・おたいまつ
●新薬師寺・おたいまつでは長さ約7メートルの大松明10本と籠松明1本が僧侶を本堂まで先導し、本堂の周囲を回ります。本堂では本尊・薬師如来に桃の生花と南天を飾り、無数の灯明を灯し、神明帳を読み上げて、全国の神々を勧請し、天下泰平を祈願する初夜法要が行われます。
4月17日 13:00~ 興福寺・放生会
●興福寺・放生会では先ず南円堂横にある一言観音堂(ひとことかんのんどう)で法要が行われます。その後猿沢池(さるさわいけ)に移動して般若心経を読経し、その後金魚などの川魚を猿沢池に放流します。ちなみに猿沢池は749年(天平21年)に造られた周囲約360メートルの人工池です。
4月19日 11:00~ 漢国神社・饅頭祭
●饅頭祭では神前に全国の菓子業者が製造した饅頭などの銘菓を供え、菓子業界の繁栄を祈願します。なお饅頭祭では饅頭などの接待も行われます。(要確認)
【2018年4月のイベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。